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▼陽さん:
解ります!!
私も、自分自身のことを『わたし』と言えるようになったのは
高校入学した後でした。
書き言葉では、自分自身を指す言葉は、ずっと『私』だったんですが
話し言葉の『わたし』を言えるようになるまで
結構、葛藤がありました。
保育園時代も小学校時代も、自分のことを名前で呼んでいても
誰も何も言わなかったのに、
中学に入ったら突然教師にみんなの前で
「自分のことをまだ名前で呼んでいる人がいる。非常に子供っぽい」と言われ
(名指しで言われたわけではなかったんですが、
クラスで【なまえ】で自分のことを呼んでいるのが
私1人だけだったので、みんなの視線は私のもとに来ました。)
非常にショックで、しかも、かえって意識して
『わたし』に言い換えができませんでした。
先日、同窓会の時に、そのことを言うと、教師の方がショックを受けていたようで言うべきことではなかったのかななんて思いました。
今では、書き言葉では『私』、
話し言葉では『わたし(あたしでは決してありえない)』です。
話しはそれますが、
昨日、職場の人が
『起きていたら会えるけど、寝ていたら会えない』と言っているのを聞いて
1人でムチャクチャうけました。
(まわりもうけていたんですが、ポイントが違って、どうも
あまりに当たり前のことを言っていることにうけていたようです。)
文字で書いたものを見てもなんとも思わないのに、
音として聞くと、とっても心地よいテンポです。
結局、『【なまえ】』も『私』も『わたし』も
ついつい換えられないのは、きっと
音で聞いたときの心地よい部分と、目で見た時の心地よい部分が
違うからなんでしょうね。
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