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▼山本さん:
>ASの子がいます。
>失敗することをすごく恐れる子です。
>遊びでも勉強でもなんでもやる前から「できない。」
>たとえやったとしてもちょっと失敗しただけでへそまげます。
>例えば、ゲームでちょっと失敗したらもう二度とやらなかったり。
>「失敗してもまたやり直せばいいし、できなかったとしてもまあいいや」と思えるようになれれば人生楽だと思うのですが、そのためには小さいうちからどういうことをしていけばよいでしょうか?
>よろしくお願いします。
年齢がわからないので、うまい答えが見つかりませんが、一つだけいえることは、
『単純な比較だけで、物事の価値を決めてしまう』ことを、周りの人が『適当なレベル』で抑えるように努力すべきでしょう。
お金持ちでも、『友達の数≒0人』では有意義な生活は送れません。
友人が大勢いても、貧乏すぎては、『文化的な生活』には、かなりの制約がくるでしょう。
一流企業に勤めても、『モーレツ社員』であることを希求され続ければ、やがて心身もその人の家族も壊れるでしょう。とはいえ、私のように『安定的』な『福祉就労』を選んでしまえば、一生『海外旅行』とは無縁の生活を余儀なくされる恐れもあります。
このように、人の一生には、『表裏一体』という感じで『メリット』があれば、必ず『デメリット』というものが隠れています。
白黒でない『グレーさ』、つまり『中庸』『共生』『博愛』といった点を全ての人が重んじれば、彼のような『失敗恐怖症』の子供は減っていくのでしょう。
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