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初めまして。
▼のーるさん:
>物心ついたときから、人と関わらずに自分の殻に閉じこもって生きてきました。
>
>他人と一緒に行動すると、なんとも居心地が悪く、
>一人の世界に逃げたくなります。
私も経験のあることですが、発達障害があると他の人(定型発達者=発達障害のない人)には当たり前のことが困難に感じます。
どうしても人と関わることが苦手だというのは、時に家族の者が相手でも感じる場合も珍しくないと思いますが、のーるさんの場合は、御家族の方が相手でも人間関係が煩わしく感じられることはあるのでしょうか?
>会話が続かず、沈黙したまま、おかしな表情で立ちすくむ自分がいます。
>バレー、ソフトボール、宴会、旅行が恐ろしい自分がいます。
>
>一人の空間になると安心し、パソコン、ゲームに熱中します。
>好きな歌を、何回も、いや何年も繰り返し聞きます。
発達障害者の中には、私のように宴会などは平気で出ているようなタイプもいますが、やはり人の集まりを苦手とするケースはずいぶんと目にしてきました。
私が感じている限りでは、もともと人の集まりが苦手だったタイプと、もともとは人懐こかったけどいじめなどのトラウマで人の集まりが苦手になってしまったタイプがあります。
私はもともと人懐こいタイプだったと自分で感じていますが、やはりいじめが原因で女性恐怖症になり、恋愛ができません。
つかぬ事をお伺いしますが、いじめの被害経験はございますか?
(もし答えたくなければパスして構いません)
>何年仕事をしても、内容があまりよくわからず、
>何をしていいかわからず、
>わかったふりをしています。
それって、仕事を進める上で問題があるのではないでしょうか?
私も過去にのーるさんと同じように、解った振りをして生返事でそのまま仕事を進めて、あとから大変なことになった失敗談が多数あります。
私の場合は今の仕事がSEですが、あいまいな受け答えはプロジェクトの失敗にことごとくつながるため、現在の案件は技術はもちろん、SEの仕事の進め方のイロハに気を使っています。これも過去の失敗談があってのこと。
>小学生の時は少し友達ができましたが、
>あっという間に絶交しました。
>
>恋人も作れませんでした。
どうしても発達障害があると、思考回路の交通整理がうまくいかず、自分が興味のある話題では「立て板に水」でも、話題がどのように展開するか予測がつかない世間話は苦手です。
しかし周囲の人たちはみんな世間話の仕方を自然に身に付けているので、世間話ができないこと自体、まるで信用できない、と口を揃えて言います。
また、他人の言動を字義どおりにしか解釈できないことが多く、また自らもストレートな表現しか出来ないために言動が原因でありとあらゆる人間関係に軋轢が起こりやすい、と私も感じています。
>そうやって変わらず30年生きてきました。
>
>ノイローゼになり自殺未遂をし、入院もしました。
確かに、社会に出ると無力感を感じて鬱状態や不安神経症などの2次障害を訴えるケースは多いですし、私も鬱に悩まされています。
(私の場合は人間関係でいじめや暴力行為など悪意による攻撃が多かったので、強迫性障害も深刻で、今はかなり改善しましたが階段の下りで後ろの人に突き落とされそうな不安感がひどく、他の人と一緒に階段を通行することができませんでした)
>辛い人生の大きな手がかりをつかんだようなのですが、
>正式に医師の診断を受けた方がよいのでしょうか?
>努力不足でしょうか?
>自己診断ですが、特徴がほとんど当てはまり、アスペと確信しています。
自己診断は確かに参考にはなりますが、やはり正式に医療機関の診断を受けたほうがベターだと思います。
一箇所で納得できなければ、複数渡り歩いても構わないので「セカンドオピニオン」を戴くのが得策かと存じます。
もちろん、神経回路の欠陥なので努力不足ではありません。
>適職はあるのでしょうか?自分は自衛官をしています。
>
>有効に生きる方法はあるのでしょうか?
アルミニウムがどんなに鍛えても刀にならないのと同様に、発達障害を抱えていると、日常生活の根幹部分でさえもすぐに限界が見えてきます。
しかしアルミニウム車体のスポーツカーや電車も実際に走っています。
私が感じているところでは、「誰にでも出来て当たり前」の仕事は無力感にさいなまれやすいので、経済的に可能な範囲で資格試験にチャレンジし、(もちろんその前に自己分析をし、得意項目と不得意項目を洗い出して、資格試験を選ぶときの目安にしましょう)「俺は●●のスペシャリスト」と胸を張って社会に出られるようになるのがベターだと思います。
大切なのは、人生に自信を取り戻すことと、希望を捨てないことです。
のーるさんが「館」で新たな希望を見出していただくことが出来ると、私にとっても幸いです。
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