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初めまして。tigressといいます。 すみません、長文です。
館の皆様には随分とご無沙汰しております。(^^ゞ
私の過去レスを検索していただけると、ご理解いただけるかと思いますが、息子もコボさんの息子さんとよく似ていました。
小6で診断され中1の8月22日から翌年の10月3日まで入院していました。
やはり家庭内、学校等で金品を盗んでしまったり、下校途中に鞄を隠して遊びに行ったまま夜まで帰宅しなかったり、よその玄関先で小用を足したり・・・。
主治医が入院を決めた最終的な出来事は、下校途中に年下の子に対して暴力を振るったことでした。
入院中も問題行動はおさまらず、施錠も謹慎も頻繁でした。
親としては息子の行動を導いてやれぬ自分の無力さを痛感しました。
で、ここから先はいくら行動が似ているからといっても、そういう行動をとる原因や環境が違うでしょうからあくまでも、息子の場合として読み流していただいていいのですが・・・。
入院中、主治医と家庭内の状況や今までの親子関係等のいろいろな話をし、家庭環境を変えることが必要だということになりました。
我が家の場合は父親がネックになっていたので・・・。
・・・家庭環境を変えることができたのは、たまたま、娘の蓄積していた不満が爆発したのがきっかけで、予想以上の大変革となりました。
息子にとっても、私にとってもラッキーでした。
・・・主人はちょっと辛かったかも知れないけど・・・(^_^;)
また、nobody knowsさんがおっしゃっていたように、病院内でも「ダメなものはダメ」という指導はされていました。
●友人と問題を起こしたら 翌日は謹慎
●謹慎中なのに部屋から出てきたら 施錠
●人のものを盗ったら 3日間謹慎
●約束(※)が1週間守れたら 翌週は看護士と一緒に病棟の外に散歩OK
※約束は友人との揉め事を起こさない。物を盗ったりしない。
また、病棟内のルールを守ること。
対人関係も入院当初はうまくコミュニケーションがとれず、ずっと謹慎状態でしたが、1対1なら問題なくやり取りができていたため、担当の看護士、あるいは主治医と1対1の時間を徐々に増やし、病棟内で他の子供たちと一緒に過ごす時間を少しずつ長くする工夫をしていました。
うまく、コミュニケーションが取れるようになるには、かなり時間がかかりました。特にストレートな表現をする男の子たちとは・・・。
病棟内の女の子たちは、今時の一般女子中学生よりもやさしい子が多かったので。
・・・・・・・・・・・・・・
今思うと、息子の気持ちを上辺でしか理解してあげていなかったように思います。
理屈では理解してあげても、「共感」をあまりしなかったように・・・。
こちらがしなかったから、息子もそれを学ばなかったのかな〜と思います。
コボさんのところではどうですか?
問題が多かったころ、私は息子に「あなたが変わらないから、私たちの態度も変われないのよ。」とよく言っていたように思います。
卵とニワトリの関係のようだけど・・・。
こちらが少し態度を変えても、その変化が小さいがために息子には伝わらず、息子は変化できなかったのかなぁ・・・とも感じています。
退院後、学校の環境を変えるべく、私の実家近くの小規模校に転校しました。半年は保健室やスクールカウンセラーの相談室によく出入りしていました。ちょくちょく早退し、学校でも友人との問題が多く発生するので月に1度はスクールカウンセラーと面接が必要でした。
その頃は毎週 通院していました。
半年後、学校が統廃合になり学校の規模が約5倍になり、心配しましたが今は問題ありません。
通院も1ヶ月に1度に減りました。
コボさんの息子さんにとって彼を取り巻く環境は、心の中の悪循環を招くようなものではないですか?
息子の場合は悪循環を断ち切るためには最悪の環境でした。
そのためにきっかけは小さくても、雪だるま式に良くない方向へ加速してしまっていたようです。
そうなると、息子さんに一番近いポジションにいるお母さんはその雪球の中に取り込まれてしまい、自分が悪循環の一部になっていることすらわからなくなってしまうように思います。
宿題をやらないことなんて、小さなことじゃないですか。
うちの息子だって明日の準備はできていない事、結構ありますよ。
よそのお子さんだって、きっと出来る子のほうが少ないでしょう。
一度、一歩はなれて彼や家庭や学校といった環境を冷静に見てみる必要もあるかもしれませんね。
相手に対しても、自分に対しても、気持ちはゆったり持つと見え方が変わってくるとおもいます。
専門家でもないのに生意気言ってごめんなさい。
あまりに苦しそうで、いてもたってもいられなくて・・・。
「朝の来ない夜はない」
辛かった頃 私はいつも心で唱えていました。
コボさんの息子さんにも、コボさんにも 必ず朝は来ますよ。
夜明けが近いことを祈りしています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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