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▼yumeさん:
> はじめて知りました。「てんかん」は「転換」と書くのだそうですね。自分を守るための現実逃避を脳が転換させる防衛手段だと知って、病院に緊急枠を使って診断してもらいました。結果は やはり解離性症状だと言われました。
>私の知り合いの方も同じ年ですが、転換だと話していて今回の様子と症状が違うので自分の子どもには当てはめて考えてはいなかったのです。誤解していました。
> 意識のある転換もあるのですね。
「転換症状」と「癲癇」は紛らわしいので、注意が必要です。
「転換症状」とは、「病気のような症状があるのに、身体疾患が見つからない或は症状の出方が医学的にそぐわない」場合を言います。転換症状は、古くは「ヒステリー」とも呼ばれていました。
「癲癇」は、「慢性の脳の疾患」のうちのひとつです。
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> 失礼でなければ教えて欲しいのですが、大人になっても続いてしまう可能性はあるのでしょうか? たとえば、心因的な出来事があるとまた発作として出てきてしまうのでしょうか?
http://dissociation.xrea.jp/disorder/dissociation/tokutekihunou.html
に、「解離性転換性障害とてんかん性障害の違い」が出ています。
『小児のてんかん』 福山・北原・土屋 共著 医歯薬出版株式会社 という本には、ヒステリーとてんかん発作の違いについて、次のことも書かれています。
発作後の症状は、ヒステリーでは、疲労感を残す程度。てんかんでは、頭痛、吐き気、睡眠。
前兆は、ヒステリーの場合にはない。てんかんの場合は、見られることもある。
「大人になってもてんかん発作が見られる可能性」についてですが、「抗てんかん剤の効きがよいか悪いかによって、大きく違ってくる」としか回答できません。
てんかんの治療方針は、抗てんかん剤を服用することが原則となっています。
抗てんかん剤にはいろいろな種類のものがあります。発作のタイプや脳波の様子によって、適した薬が違ってきます。
薬の種類だけではなく、服用する量にも注意が必要です。
合わないタイプの薬剤を使ったり薬剤の量が不適切であった場合、副作用があるだけではなく却って発作の回数が増えることもあります。ある患者さんの証言によれば、「量が多すぎて発作が誘発される」ということもあったそうです。
この、「薬剤の種類と量がわかるまで」に、長期間が必要となるかもしれません。
いろいろな患者さんの証言によると、「発作の回数が一番多かったのは、10代の頃だった。それ以降は、発作の回数が減っている。」という人が多いようです。
「心因的な出来事が、発作の誘引になる」という人もいれば、そうでない人もいるようです。
「緊張した時に起こりやすい」という人もいれば、「面倒なことを片付けて一息ついているときに、起こりやすい」という人もいます。
私の場合は、特別な誘引というものが思い浮かびません。忘れた頃に発作が起こるという調子です。
いろいろな患者さんの証言によると、寝不足が誘引になっている場合がとても多いようです。
ソースは2ちゃんねるなのですが、「てんかんをきちんと診察できる医師が、患者数に比べてずっと少ない」ということらしいです。
私の場合、今の主治医は6人目の人ですが、「意識を失わない発作・痙攣を伴わない発作についてを私に聞いたことがある医師」は、6人中2人だけでした。(注 私の発作は、世間一般で言われているタイプのものだけです。)
言い換えれば、残り4人の医者の場合、「複数のタイプの発作を起こす患者だったら、適切な処置をとられたかどうか疑問」ということになると思います。
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