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▼どんぐりさん:
>来月になれば、小学校からの就学の案内などが届くと思います.
>通級に通える事が可能ならば、こちらに住む事となると思いますが、子供のためと引越しまでするのは、極端な考えでしょうか。
>小人数、大人数という事は、あまり関係の無い事でしょうか。
小学生の自閉圏の子供が二人おります。二人とも普通級におります。
私に語らせると、「普通級」をおすすめしちゃうんですが…
特に上の子の自閉度が高く、集団の中でなにかとトラブルを起こしております。が、将来社会へ出て行くためにも集団になれてほしいと思いまして、そのまま普通級に行かせています。
私も田舎出身です。田舎の少人数性のクラスは時には魅力的に感じますが、実際私がそこで育ち、ただでさえ世間知らずなのに、さらに世間知らずに育ち、社会に出たときいろいろと苦労したので、田舎も良し悪しだと思いました…。
しかも、閉鎖的な面もあって、意外と田舎の方が障害児に対するイジメも多かったので。
さて、子供にとってどっちがいいか?ですよね。
たとえば、幼稚園を選ぶとき、我が家は子供二人別々の幼稚園にいれました。
上の子は、知的に高く、当時自閉だとは知らなかった私は期待をこめて、お勉強中心の幼稚園にいれました。
ところが、下の子は言葉の遅れのほか、おむつもはずれていないような状態。お勉強中心の幼稚園は無理だと考え、自由遊び中心の幼稚園へいれました。
どちらも本人達にぴったりで、楽しく幼稚園を過ごすことができましたよ。
どちらも家からちょっと離れていたので、小学校には同じ出身幼稚園の友達は一人もいません(学年が違えばいますが)
でも、二人とも、学校で新しい友達をつくりました。
学校もいろいろ配慮をしていただき、我が家は近所の学校の普通級でプラスになったタイプだと思います。
さて、友人に学区外小人数制の学校へ入れて毎日送り迎えしているご家庭がございます。
学区内の学校へ見学したとき、校長・教頭先生に障害への偏見が見られたので、やむなく、近所の学校は断念しました。私も、その話を聞いてはさすがにその学校をすすめませんでした。
学校側に偏見があると、保護者達も偏見を持ちます。その中で子供の配慮を求めるのは親としてとても苦しい戦いになります。
学校見学はされましたか?学校のお祭り等、学校開放のときに見学に行くのも手ですし、まったく授業のある日に通常に見学されてもいいかと思います。
その学校がわが子に適してるか適していないか、親のカンで見極めてから考えられても遅くはないと思います。
いかがでしょうか?
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