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初めまして。(^o^)/
私にも(お子様の立場として)経験のあることですのでお付き合いさせて下さい。
▼ねこねこさん:
>子どもがクラスで些細なことに対し、暴力を振るってしまいます。
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>子どもが何かをあげようとして「あげる」と言ったことに対し、「いらない」と言われただけで、相手の子の顔を平手打ちしてしまいます。
>掃除中は、雑巾絞りの順番を待つ際、横入りした子が許せないと髪の毛をぐいぐいひっぱってしまいます(相手の子は大泣き)。
私は小学生〜中学生のときはいじめられっ子でしたが、私の経験からの推測では、ASにはいじめの加害者も多いと見られています。(かの有名なM社のG氏もそういうタイプと見られている)
>保護者数名は、我が子の障害名のあぶり出し・締め出しをしよう、とやっきになっている動きもあります。「お宅のお子さんは何か障害でもあるんじゃないですか?」
何か発達障害に対して強い偏見のありそうな環境のように思えますね… つかぬ事をお伺いしますが、発達障害以外でも、ねこねこさんのお住まいの地域では障害者に対する偏見はどの程度感じていらっしゃいますか?
>さとして分かる子ではないのです。いけないことだとは、本人も理解しているのですが、どんなに言っても、書いても、一度怒り度がぐ〜とあがってしまうと、衝動性を抑えられず、暴力を振るってしまいます。行動が派手なだけに、原因云々より、目立ち、結局うちの子供が一方的に悪いことになってしまいます。担任は「お口で言おうね」と言ってくれているようですが。
そうなんです。我々はどうしても予想のつかない事態に対してはとっさに対処することができず、衝動的な暴力事件は大人になってもなかなか解消しません。私も6月に日立市内で運転手の一方的な不注意で車にはねられ、全治3日間の擦過傷を負いましたが、怒りに任せて加害車両のバンパーを蹴っ飛ばしたところ、バンパーが外れました。
>毎日のように学校から電話がくるので、私もつい子どもに辛くあたってしまいますし、今度は私が子どもに暴力を振るってしまいます。
親御さんとしては、こういうときこそ冷静になるのがベターだと思います。
連鎖反応の繰り返しがエスカレートすると、親御さんにとってもお子様にとっても百害あって一利なしです。
こういったケースでは親御さんがむしろ感情的になることが多い(ように感じられる)ので、まず最初に親御さんのほうが我慢してお子様の話をじっくり聴くのが理に適っていると思います。親御さんのストレス解消は別の機会に行って下さい。
>子どもは、学校に行きたくないと言います。お腹が痛い、吐きそう(実際に毎日学校のある日は朝はきます)と身体的に訴えます。私も、精神的に追い詰められ、病院で安定剤をもらって飲んでいます。
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>そんな折、夏休みで息抜きできた状態(子どもも私も安定)でしたが、もうすぐ夏休みが終わります。
先ほどの話に戻りますが、発達障害に対する偏見の強い環境では、お子様がじきに一転していじめの被害者になるのは目に見えています。PTAを通じて発達障害に対する啓発活動を行っていくより他にないでしょう。
そして結論です。
ASなど発達障害のある人は、自分の弱みを握られたくないために、常に上手に出ようとしたり、一番手にこだわったりします。
プライドは高いのですが、意外にもろいものです。常にプライドを傷つける存在に怯えているのです。
先ほど、M社のG氏についても触れましたが、彼は世界の長者番付でも常にトップの座にいることでも有名です。しかし彼は自分の会社をコンピュータ業界のナンバーワンに常に位置づけたいばかりに、ライバル会社にことごとく圧力を加えてきました。法律にも詳しいので、割を食った会社は泣き寝入りする以外他に道はありません。
そして、ナンバーワンになることを阻害するものがあるとそれだけで深刻な2次障害を訴えるようになる場合もあります。私の場合は、それが身体障害(変形性股関節症の末期状態)でした。このため、あらゆる局面でフラッシュバックを感じるほど人間関係で辛酸をなめてきました。親父からでさえも身体障害を侮辱されたこともあり、「障害=恥」の概念を払拭できずにもがいています。
ただ、ナンバーワンを目指すことは必ずしも悪いことばかりではありません。悪辣な手段を用いてまで一番手にこだわるのはいけないことですが、同じ一番手を目指すならば、最終的には好感度がナンバーワンになるように導いてあげられるようにするのがよろしいかと存じます。
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