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▼rinoさん:
レスありがとうございます。
>結局、「私も悪かったけど、きちんと理解してくれない相手も悪い!」になってしまうんです。
>元々は自分の発言自体が悪いんですけど。論点がすり替わる、みたいな・・・。
素晴らしい!まさにその通りです。「論点がすり替わってしまう」のが、発達障害者側の特徴です。
最初の話がなんだったのか飛んでしまって、枝葉ばかり追ってしまいます。
おそらく、脳が優先順位をつけられない、確保しておけないからでは?と私は思っております。
例えるなら、トランプのカードで、ハートの8を一番上にキープしておきたいのに、目立つスペードのAが気になって、どうしてもそのスペードのAが一番上にきてしまう…。
脳の中でこんな状態になっているような気がします。
「わかってるんだけど、気になってることが脳を支配してしまうのっっっ!(>_<)」
ちょうど、 ▼ [#7730] なんで?という言葉 の中のスレでもありました。
「こう返答するのはわかってるんだけど、つい、こう言われたらこう返事してしまう…」
そういう脳になってるんですね。(^_^;)(滝汗…人のことは言えない私…)
でも、そういう脳になってるからといって「だからそれでいいだろう」と言ってしまうと、どうも周囲から「努力しない人」と言われてしまいますし、社会における人間関係の構築に支障をきたします…。
なら、どうすればいいかというと、多くの「日々努力している」と断言している自閉者達は、この「苦痛」を乗り越えているのだと私は推察します。
自閉者の中には、かなり自閉度が高かったにもかかわらず、社会の中で人間関係を構築している方達は大勢いて、でも、彼等はけっして「恵まれてる」わけではなく、とてもとても努力しています。
実は、この努力とは、この自閉者の陥る傾向を「できないんだからしかたがない」と思わずに、気を張ってでもやってのけてるのだと私は見てます。
それは大変疲労することだと思います。このへん、つらいですよね。定型者が自然と身に付くこと、気にならないこと が、自閉者は身に付かないし、いったん気になったら止まらないし…。
そりゃあ、そういう自閉者の考えに添ってくれる世の中ならありがたいのですが、今はまだ、私たち自閉側が、大多数である非自閉と共存しなければならない努力をしなければなりません。
でもね、「経験」が加味するものもあって、20代の頃にはどんなに人に言われてもわからなかった「どうして周りが自分のことを考えてくれないの!」な考え方も、
20代より30代。30代前半より、30代後半の今の方が、
許容量が増えたというか、人間丸くなったというか、
相手にあわせようとすることが、だいぶ苦痛ではなくなりました。
経験が増えたということなのでしょうかね。
(逆に、家事をやれないやらない、忘れ物の激しさ…は年齢とともにひどくなってます。これを乗り越えるには相当の努力が必要です…ちょっとつらいです…苦笑)
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