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▼モナママさん:
うちの、小学3年生の男の子は、とても、他害、自傷、パニックの激しい子です。
で、普通級に在籍。
今日も、学校へ行きました。
学校は、特殊学級も情緒教室もありません。
専門の先生もいません。
教育委員会からの加配もありません。
その中で彼は、ほとんど教室にはいません。
ですが、それでも学校側が、そして担任の先生が、息子とむきあい、気長に育てていきましょう とおっしゃってくださってるので、
学校と連絡をとりあいながら、やっていってます。
まず、教室に入れず、いつも一人図書室に逃げ込む彼に、
「教室に入れるときは入って一緒に勉強しましょう」
という姿勢で、(しかし、いつまでもその状態でいいというわけではありません。少しづつ慣らしていきましょう ということです)
それから、教育委員会からの加配はないので、学校の中で空いている先生が一人、息子についてくださってます。(いつも同じ先生です)
その先生はいつも空いているわけではないので、ほんとに、その先生の空いている時…というのが少々不満ではありますが、そこはそれ、しょうがないとして、
息子が教室に入れない 図書室に籠もる →ときは、対個人で勉強をみてくださる。
教室にいることはできても、話をまともに聞いていない場合 そばについていて下さって、対個人で指導もしてくださる。
なんとか、こんな状態で毎日過ごしてますわ…。
>私が勝手に作った20分刻みの勉強やお手伝いのプログラムで時間を過ごしています。
そりゃあ、私も20分刻みのプログラムを学校で組んでくれたらなあ…とは思います。本来は、その方がうちの子にとってもいい。
ただ、学校側でそれは今の段階でちょっと難しいのと、
うちの子にも、1時間授業を聞いていられるということに、徐々にでも慣れて欲しいので。
そこは、親の方も臨機応変ですわ。
このプログラムでないと、アスペは育てられない とは、思わないので。
子供にも「環境は変化する」ということに慣れていってほしいし。
>でも、行ったら行ったでトラブルを起こし、失敗体験をさらに積み上げると思うと怖いのです。
失敗しなきゃ、成功はしませんよ。
失敗は、経験です。
怖いのは、その失敗をなじられて自信をなくしていくことです。
周囲が「失敗してもいいんだよ。少しずつ上手になっていけるからね」
という配慮があれば、失敗は恐れなくていいんですよ。
誰だって、失敗を繰り返さなきゃ身に付かない。
その中で、成功があるから嬉しいんです!
親がやることは、まず学校側に「失敗してもなじらない、応援してくれる」環境づくりを提案することと、
また、子供が失敗して落ち込んで帰ってきたときに、
「失敗してもいいんだよ。頑張ったじゃない!次はもっと上手になれるよ」
って、言ってあげることじゃないでしょうか?
うちの息子は、他害が激しいです。
しかし、子供というものは、意外と周囲も慣れてくるもので、
うちの息子自体は、お友達に嫌われてませんので、
お友達のほうが、「彼にはこういう言い方は通用しないよ」「彼にはこういう言い方すると怒るから言わないよ」って、配慮が自然と身に付いた上で、仲良くしてます。
>いくら学校全体で配慮するように努力してもらっても3年以上も「変人扱い」だったモナのストレスにならない環境を作ることは無理といって良いと思うのです。
うーん。他の学年の子達からは、うちの子に対し「キモい」と言う子もいるようですけど、でもだんだん他の学年にも浸透していってるかな?
>今よりもっと良い環境があれば転校することも考えています。
>学校に行かない選択もあるかもしれません。
私は、今の学校が、今の学校の状態で最前をつくしてくださってますので、
ならば、今の学校に息子も慣れていって欲しいと思ってます。
学校側が、うちの子を「迷惑」と思ってるのなら、私も転校を考えたかも知れません。
でも、今の学校はうちの子がアスペとわかったとき
「学校は迷惑とか大変だとか思っていません。特殊学級にいれたり、養護学校にいれたり も考えてません。普通に6年間お預かりして、我が校から卒業していただこうと思ってます」
と、おっしゃってくださいました。
だから、私も、今の学校とつきあっていこうと思いました。
学校も息子にあわせた対応をできる範囲で試行錯誤してくれています。
こちらも、息子を社会適応させるためにも、環境に少しでも慣れる努力をしていきたいと思います。
昨日は、参観日でした。
息子はめずらしく、朝から教室に入り、一日教室にいられました。
そして、息子の描いた絵が、通信簿の表紙を飾ることが決定したと先生から知らされました。
息子は、本来、絵は苦手です。いつもは、描こうともしません。
それが、ここまできたんだな…と思うと、涙が出そうです…。
この学校で良かった と思ってます。
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