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もしも、「こだわり」とか「強迫的な癖」だとすると、
すっぱり解消というのは、なかなか難しいようです。
ちょっと前、書いたのですが。
「解消!?」として参考になるかもと思いまして(*^_^*)
1代替法
感覚的なものならば、似た行動に代えるんです。
例えば、「出るもの」や「量」ゆえの癖ならば、
「石けん」を引っ掻くのです。似ていませんかね(^_^;)。
指先の「感覚」ならば、
似た感覚のものを見つけて、それを引っ掻くのです。
2行動療法的なアプローチ
その1
これは、私が、お子さんの「こだわり」に介入するときにとった方法なのですが、
癖を始めるまでの間に、何か別の行動を挟むのです。
例えば、あるお子さんの場合は、
うまく字を書けない→強迫的に消す
を繰り返していましたので、
その間に、
「先生、消しゴムで消していいですか」
ということばを言ってもらうことにし、
ついで、私が消しゴムを持っていることにして、
「先生、消しゴム貸して下さい」
を言って、先生から消しゴムをもらうという行動も入れました。
すると、強迫的な癖ならば間に別の行動が挟まるので、思考と行動が直結しにくくなるのです。
さらに、最終的には、
「先生が、これは消した方がいいと思ったら、消すのでもいいかい」
で納得できました。
ちょいと、これを一人でするのも難しいのですが、
やりたくなったら、別のことをしてからすることとし、その別のことを少しずつ増やしていく、なんてどうでしょう。
その2
これは、みらさんの場合とは、違うのですが、ついでだから紹介すると、
「こだわり」ゆえの行動をプラスの行動とする。
というのもあります。
究極は、自分のこだわりが仕事につながるということから、
生き物好きなら、生き物係としてがんばって評価し、自己有能感を得られることに興味を持ち、さらに自然と別の対象に結びついていく、ということもあったりします。
3論理療法的な方法
その癖のいいところとわるいところを全て書き出してみる。
思いつく限り、徹底的に。
わるいところが、具体的に見えすぎると、意外と嫌になるときもあります。
いずれにしても、
「即、止めよう」ということが難しいゆえの方法だとは思いますが(*^_^*)
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