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▼しずくさん:
>ああ、一体アスペの私にはどんな職業が向いているのだろう。
>とっても真面目なのに、すぐミスしてしまう私。
>慣れれば、器用にこなす事も可能だけれど、複雑になるとすぐ
>パニックに。
>とは言え、工場ラインで働くのも気が引けるのです(悪いところ)
>
>自宅で、内職位しかないのだろうか。
>一時、経理をしていた時、平気で桁を間違えるので大変でした。
>申し訳なくてトイレで、泣いていました。
>ああ、単純な入力業務の派遣でも探すのが近道かな。
>この際、低賃金でもかまわなくなりました。
私自身の場合は、鍼・灸・あんま指圧マッサージの資格を持っており、若い時からそれに興味を持っておりました。資格を取得する前までは、一般事務をやっておりました。
事務とはいえど、やはり対人関係の形成能力が著しく劣っているために、接客は勿論の事、同僚同士とのやり取りさえままなりませんでした。それを工面するために、パソコンやワープロ等で凌いで来ました。しかし、それでも自分自身に限界を感じ、それに応ずるかの様にして、心療内科へカウンセリングへ行ったり、整体や東洋医学、自閉症者との触れ合いを通し、福祉関係に興味を持ち始め、転職を決めました。
最初は、興味心身で頑張ってきたお陰で何とかやって来れるようになりました。その一方で、奥の深さを感ずるようになり、「本当にこれでいいのか?」とさえも感じました。
私が資格を取得した後は、一時的な達成感に溺れてしまう事もありましたが、興味があった分野であったので何とか凌いで来れました。しかし運悪く、当時勤務していた鍼灸接骨院が鍼灸をやらず、専らマッサージと柔道整復であったため、私自身に光を感ずる事はありませんでした。そのため、院長や柔道整復師の資格を持っていた同僚と確執が出来てしまい、「私は柔道整復の資格はないが、鍼灸の資格を持っている。本当は柔道整復の学校に行きたかった。ここまで苦労して取得した鍼灸の資格が台無しになってしまう。ましてやここは鍼灸業務もやっているのに・・。本当に腹が立つ。」と言う気持ちで一杯となり、家庭事情で柔道整復の学校へ行けない私にとっては我慢が出来ない状況でした。その様なハングリー精神の中で、鍼灸の講習会や知的障害者へのボランティアで頑張ってきました。興味は持っているとは言え、対人関係に悩まされるのはどこも同じです。
以上のことから、自分自身が興味を持っている分野で、しかもそれが自分自身とマッチしているかいないかを確認した上で、技術と資格を取得した方がいいと思います。それが、自分自身の将来にとって非常にプラスです。
殆んどの場合は、他の人たちと比べて首切りの対象となりやすく、転職先も見つかりにくいため「いざ?!」と言うときの準備が常に必要です。
増してや、多くの方々はどこの職場へ行っても、人間関係に翻弄され、自分自身が持っている得意分野や本能を発揮できにくいのが悩みの種ですから・・。それを社会で何とか解決出来たらなあと思っている毎日です。
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