|
▼3Vさん:
>学校に溶け込めなかった、社会にも溶け込めなかった、
>いわゆる「ひきこもり」になってますが、
>アスペルガーと「ひきこもり」に因果関係はあるのでしょうか?
>運動は全くダメで、手先は不器用。
>こんな人を就職支援していただけるセンターみたいなものがあったら、
>いいのにな、と思います。
>就職しても仕事ができなくて、すぐにクビになってしまいますので。
>もっともコミュニケーションの欠如でクビになることもありますが。
>社会に貢献できない人間、役立たずの人間、
>生きているだけで周りに迷惑をかけている人間、
>だからといって自殺も出来ない、
>最近はこんな感じで悩んでいます。
ひきこもり経験のあるwentです。
旧掲示板のNo.23409の挧さんの書き込みを引用します。
>本人の生き難さ、うまくいかなさが「医学的な問題」に起因するとは本人も周囲の人も思い至らないままに「人間的にダメなやつ」という烙印を押されている人は多いと思います。
>精神科や心療内科に通っていさえ、鬱や不安のもとになっている「人間的に周囲と合わないこと」自体が「医学的な問題」だとは主治医も気づきにくいのではないでしょうか。
>ここにこられている皆さんの中にも、ASのことを周囲に話したとき「病気に逃げるな」と一蹴された方もおられるのでは。
「ひきこもり」と言われている人の中に、挧さんの書き込みにあるような状態の人が沢山いるのではないかと、私は思っています。
また、「ひきこもり・不登校関連の親の会」の人達にも、「医学的な問題とわかっていない・認めようとしない人」が少なからず存在するのではないかと思っています。すべての団体を調べたわけではないので、断定は出来ませんが。
私がひきこもっていた頃、「不登校・ひきこもりを肯定する立場の某支援団体」に通っていたことがあります。その当時は、「ひきこもり」や「軽度発達障害」という言葉は知られていませんでした。「LD」や「学習障害」という言葉が、教育関係のことに関心を持っている人に知られていた程度でした。
その当時私は、「自分は非言語性LDか、それに近い人間だ。」と確信していました。
その団体の例会に初めて参加したとき、「非言語性LD或はそれに近いと思われるひきこもり・不登校経験者が、どのようにして一般社会と折り合いをつけているのか、それを知りたくて来ました。」と私は言いました。
すると、挧さんの書き込みにあったような応対がなされたのです。
「LDなんて、単なるレッテル貼りだ。専門家を儲けさせるための口実だ。LDの子を教育するという口実の、特殊学級も差別だ。LDという名によりかかり、それを口実にして生きていこうという態度には問題がある。」と。
その団体は、今でもその方針を変えていないように見受けられます。そうみなした根拠については、詳しいことを書くと誹謗・中傷と誤解される危険性があるため、書かないでおきます。
私が直接参加したわけではないのですが、他の某支援団体の場合は、「ひきこもり・不登校は、これまで人に接した経験が少ないことが原因。経験を積みさえすれば立ち直る。」という見解で片付けているように、私には思えます。
「不登校・ひきこもり支援団体」にも軽度発達障害に関する理解がなされていないケースがあり得ると、私は思っています。
|
|