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▼まゆりんさん:
>まゆりんの息子は、今、中学2年生です。
>
>小学生の頃は、成績も良くお友達も沢山いて皆勤賞だったため
>将来を期待していたのですが
>中学1年生の3月から登校拒否を始め現在に至っています。
>
>でもできれば以前のように中学にきちんと通って欲しいと思っているのですが
>息子が頑なに中学登校を拒み続けているのでとても難しい状況です。
>
>中学に入ってから人間関係が巧く行かなくなり、場面緘黙症になり
>そのことでバスケの部活も巧く行かなくなりいじめられたりと登校拒否に至った
>理由はたくさんあります。
>
>スクールカウンセラーにアスペルガーではないかと言われたりもしています。
>
>近々心療内科に相談に伺う予定です。
>
>なんだかあっという間に2年間が過ぎてしまいきっと中学には戻らないような気がしています。
文章がうまくまとまりません。ごめんなさい。
「学校は勉強だけする所ではない。それよりも対人関係を学ぶ所だ。」
「学校という集団に適応できなければ、社会に適応できない。」
「集団の中で人間関係で苦労しなければ、対人関係を円滑にできるようになれない。」
「世間様の中で人並みに普通にやっていたら、学校や会社や地域社会から守ってもらえる筈だ。普通にやっていたら、その場にいるだけでそれなりのものがもらえる筈だ。」
「みんな(と身近な大人が思っている人達)が一生懸命に一斉にやっていることに対して、ひたすら同調していかなければならない。ほんの少しでもそこから外れることは許されない。」
過去に私は、これらの言葉に苦しみました。
私の経験からいうと、これらの言葉を鵜呑みにするのは危険だと思います。
私は、高校卒業までは不登校の経験はありません。しかし、実態は、単なる「学校内ひきこもり」だったと思っています。学校内ひきこもりについては、旧掲示板No.22174の「学校で不適切な対人スキルを学ぶ危険性もある」で書いています。
大学入学後、「大学は、学校内ひきこもりが通用する世界ではない」とわかりました。学校内ひきこもり以外の方法を見つける必要に迫られましたが、何も思いつきません。
そういうわけで、大学入学後は、「世間的には大学生。しかし、実態はひきこもり」となりました。
ひきこもった後、身近な人は私に言いました。
「今まで、学校に適応してきたじゃないか。今までできたのだから、大学にも適応できる筈だ。」と。
しかし、私の主観は違います。次の言葉が本心でした。
「高校卒業まで学校に適応してきたから、大学や社会に適応できないんだ。」
大学入学後にわかってしまったのです。
「自分を曲げて『人並みに振舞えていると思い込む』こと以外何もしなかった。『自分に有益なものがいったい何であるのか』ということについて、何も考えてなかった。そしてその結果、有益なものを得られなかった。」ということが。
一方、「他の人は、高校までに有益なものを得た状態で、大学に入ってきた。しかも、高校まで、私よりものびのびと振舞っていたようだ。」ということもわかったのです。
ただ、私の場合は、「大学の学生相談室で良いカウンセラーや良い友人に恵まれた」という幸運がありました。
学生相談室では、「集団の中に入ろうとしないのはだめ。」といったような方針は取られませんでした。この掲示板の[#5560]に出ているような態度を、認めてもらえました。
妙な話ですが、私の場合は、この掲示板の[#5560]に出ているような態度を取るようになってからのほうがうまくいきました。
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