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▼マナミ。さん:
こんばんは。つい最近ASの診断を受けたphaiです。([#5896]参照)
>私は気の強い子…と言うか性格のキツイ子が苦手です。私はマイペースなのでそんな子には威圧されやすいんです。
小学生のときのいじめっ子がそんなタイプでした。
こういう子って、なんだか自分の基準を人に押し付ける感じじゃないですか?
感情的に反応が薄いとか同調しない人にイラついたりおもしろくないと思う
んじゃないかな。
今の職場の上司がちょっとそういうタイプで、わたしもストレス溜めてます。
すぐにその場で言い返せないんですよね。突然思いもしないことを言われる
から、対処が間に合わないし、言い返すパターンが頭の中に組みあがって
ないし。そもそも、自分が人に対してそんな嫌味など言わない「善良な人」
(笑)なので、「そんなこと言うなんて信じられない!」が先に立ってしま
います。
逆に、嫌味を人に対して言う人って、自分が言うから、仮に人から言われて
もその心理が読めて、そういうときはこう言い返す、っていうのがすぐ
わかるんでしょうねぇ・・・。
ただ子どもの頃と状況はもちろん違うので、今反撃のチャンスを狙っています
(笑)。
言われたことを文章にして会議で苦情を言おうと思っています。
そういう人って、言い返さないといつまでも嫌味を言って来ますよね。
>苦手な人は誰にでも何人かはいるし、どんなに苦手な子でもその子にだって良い部分はある、とは思っていますが、向こうは私を嫌っているような感じですし、けれど会話する、でも棘のある会話です。はっきり言って嫌ですが、おもむろにそんな態度は出せないです。
わたしもそう思って上司の嫌味を何度も受け流そうと思いましたが、止めろと
言わない限り今後も言うな、とわかってきました。もちろん、言うと関係が
ぎくしゃくしてしまい、職場の空気が悪くなるのではという恐れもあって
言えなかったわけですが、もうわたしのストレスもかなり昂じているので、
そろそろ手を打ちたいと思っています。
そして「ASの診断」という切り札を手に入れたので、どう料理しようかな♪
と作戦を練っているところです。
ちなみにその上司はわたしを嫌ってはいないと思いますが、やはりわたしの
感情的な反応の薄さにおもしろくないと思うところがあるのかな・・・と
憶測ですが感じています。
>友達は皆その子に好かれているし、皆もその子が好きなようです。それにはっきりその子が目の前で本音を言ったわけでもありませんし。あまり深くそのことは考えてないのですが(鈍いのかもしれません)、ストレスは溜まります。けれどそれもどんなに辛くても何故か耐え切ってしまうんです。そして自分のどうしてそうなってしまうか分からない不器用さに自己嫌悪してしまいます。屈辱もあります。
その上司もとても外面はよく、面倒見もよく、責任感は強く、人から信頼されて
います。仕事もしっかりこなします。でも意地悪でサドっぽく、被害者意識が
強く、よく人のせいにします(苦笑)。気の強さは攻撃性と関係ありますね。
実はコンプレックスも強いみたいです。序列意識、二者択一的な発想、頭が
堅いなどの特徴もあります。(ただし、これらは比較の問題です)
外部の人間の前でわたしを小ばかにするような発言をその人はしたのですが、
それをまともに受け取ってまともに腹を立てていたときには、感情が爆発
しそうで、面と向かって抗議などできそうもありませんでした。
しかし、時を置いて少し冷静になり、「わたしが屈辱を受けた」というよりも、
「その人が問題発言をした」と視点を変えるように認識を持って行くように
しました。
それをするにはある程度の「自己肯定感」も必要になってきます。
なので、「自己嫌悪」は緩和させてあげることをお薦めします。
わたしも20代のころはよく自己嫌悪にさいなまれ、泣き暮らしていました。
でも徐々に軽減していけました。
どうしたかというと、「うまくできない、不完全な自分」でもよしとする
(今の自分がそうであることを、しょうがないと肯定する)、「失敗は失敗
と認識するけれども、それをマイナスに評価することとを分けて考える」
など、要するに「完璧主義」から脱却していくことを、定着するまで何度も
自分に言い聞かせたんです。
30代を過ぎてからは開き直れるようになり、泣くことはなくなりました。
>それから、自己像と言うものがイマイチ分からずにいて自分の中で気持ち・性格・テンションがコロコロ変わってしまいます。一定の気持ちになれないんです。
これもわかります。相手、場によってもかなり変わってました。この振幅も、
年を追うごとに縮まってはいますが、まだそういう傾向はあります。
「自分」「自分の意思」というものが希薄だったりしますよね。
おもしろいのは、頭の中がとても整理されていて、クレバー&クリアな人と
話していると、自分もそうなり、スムーズに話さず、変なところに変な口癖
が入る人と話すと、自分もそういう風になっちゃうの(笑)。
>自己像のなさが欠点になり、嫌な意味で目立ちやすくなります。
言ってみれば「どんな色にも染まってしまう」という「無個性」で色のない
こと(さしずめ白か、透明)が、「雑多な色」の中では「空白」的に目立って
しまうんですよね。
でもね、あまりそれを「欠点」と思わなくていいと思いますよ。
世間から「欠点」と思わされている、その「洗脳」から脱しましょうよ、
一緒に!
むしろ、世間の方も自閉症者から学ぶことがあるように思います。
こういう性質に生まれついたことを誇りに思って堂々と存在していきたいと
思う今日この頃です。
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