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いぬかいさん、こんにちは。
>MRIだいたいおいくらでした?
受診料は「検査X線」の点数が3081点とあり、「診察処置」が774点、
支払いは11,570円でした。
>つまりMRIの撮影の仕組み上どうしようもないのです。
>音が小さくなるように改良されつつあるようですが。
なあるほど、そんなからくりだったのですね。
先日のビジネスニュースで、技術が進むほど機械的なものは背後に
隠し、アナログ感覚で利用できるようにする、という話が出てきた
のを思い出しました。「人に優しい」機械になるようにもっと進歩
して欲しいものです。特に医療機器は弱っている人対象ですしね。
そういえば注腸検査もヒドかったなぁ・・・。
おしりにバリウムを入れるチューブを差し込んだまま、回転する
台の上で「ハイ、右、左、また右、ちょっと横」とかなんとか、
ごろごろ回されましたから!!(自分で動くのですが、台が立体的
に回転するので、ものすごいことになります。お笑い番組の罰ゲー
ムか、って!)
つまり、自分の体を回転させることでバリウムを腸壁に塗りつける
わけなんです。んもー、なんて「原始的」なんでしょう!
こういう、機械に自分を合わせないといけないようなデリカシーの
ない状況には精神的にダメージを受けてしまいます。
>それにしても、診断を良い方向に向けられている様でよかったです。
>人生は楽しまなきゃ損だもんね♪
ハイ♪根はポジティブなもので・・・。
知人で未診断かつ自閉症を自覚している人は「根がネガ」派で、毎日
「死にたい」と言っていましたが、生命力は強いタイプなので、かな
り苦しい状況にあってもなんとか持ちこたえているようでした。
わたしは根性なし+ギャンブラー+論理的+執念深い+負けず嫌い
だったため、「ここで死んだら不幸が確定してしまう。しかし生きて
いればこれまでのマイナスをチャラにしてなおお釣りが来るような
出来事が起きる可能性がゼロとは言えない以上、死ぬわけにはいかない。
寿命が尽きるまで生きて結果を見届けてやる」とか「死ぬ勇気がある
くらいなら、なにかおもしろいと思うことをやる(でも勇気も根性も
ないので、どっちのアクションも取れない。笑)」と思って現在に
至っております。まぁ、ポジ派とはいえかなり受身なわたくしでは
あります。
でもね、これを見ている方で悲観的に考えている方がいらっしゃったら、
これだけは言いたいです。やっぱり命さえあれば、自分の想像をはるか
に超えた出来事、出会いがあり、不思議な巡り合わせで進むべき道が
開けてくる、ということを。
わたしがASの診断を受けるに至るまでに、すごいシンクロニシティ=
共時性がバンバン起こり、何度も素直に受け取らなかったら受け取る
までこれでもか、と情報がやってきました。
「道」はすでに自分の周りにあるのでしょう。それを見ていない、受け
取ってないだけなのだと思います。でも「道案内」はいつも優しいもの
とは限らないです。それから逃げないで受けて立つと扉が開く・・・
ような気がします。
でも何度逃げてもいい、とも思います。今はちょっと辛いから、と後回
しにしても大丈夫。また来てくれるからさ。
悩み多き10代、20代の自分が、今わたしが体験しているようなことを
想像できるはずがなかったわけで。それを思うと感慨深いです。
「よく頑張ったね。生き抜いてきたね」と褒めてあげたい。
(みなさんもそうですよね。自分で自分を褒めてあげてね)
人生ってたぶん、不幸か幸福かというところに価値があるというより、
体験するということ自体に価値があるように思います。命は、大切な
ものです。
・・・と、いぬかいさんへの簡単なレスのはずがどんどん横路に
それてしまいました(笑)。すみませんです。
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