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▼夕焼けさん:
こんにちわ
とても近い年令の子どもを持つ親です。
横浜クリニックのサイトに告知についての文章が載っています。
http://www.ypdc.net/
支援としての告知という考え方です。
一読を是非お勧め致します。
> 高校二年生の息子のことです。
とのこと。思春期は身体のシステムが不安定で個人差も大きい時期ですよね。
以下、少し長くなりますが、同じ悩みを持つ者としての私見を書かせて下さい。
私自身は、親だけでの通院を続け、主治医の先生に細々とした相談に乗って頂いております。身体の不調を口実に本人をドクターの元へ連れて行ったことも有りますが、確定診断の為の検査もしていませんし、本人への告知していません。
本人が自己を客観視可能になる年令(通常は18才が目安となる)までは、告知を避けるように主治医からアドバイスされています。
「いつの時期に、どのように診断や告知を行うか?」は、本人の性格や、どれだけ援助の受け皿が有るか?また、本人が援助を受け付ける素地を持っているか?を見極めた上での判断になってくると思います。
上記の見極めが済むまでは、告知や診断のための検査を避け、夕焼けさん御自身がアスペルガーについての理解を進め、お気持ちの整理をすすめられてはいかがでしょうか?
一方で、お子さんに「気持ちの落ち込みがみられる」とのことですので、クリニックへの通院は、可能なら勧めてみる方が、安心していられると感じます。理由は、本当に落ち込んでしまうと、ドクターに自分の気持ちをお話しする意欲も無くなったり、起きあがる元気も無くなる事が有るからです。
診断や告知とは切り離して、「誰にでも軽い鬱的な状態になることはあるし、飲み薬の助けを得ることで随分楽に成ることもあるらしい。お薬が必要かどうかも私には解らないけれど、早めに相談に行ってみる方が、私は安心できるのだけれど、どうかしら?」と、持ちかけてみることも、一つの方法かな?とは思います。
>レッテルは貼りたくない、個性としてとらえたい。でも、診断をしていただいたほうがよりよい対応方法が見つかるのではないか、いや、診断を受ける時点で本人がうけるショックを考えたら今までどおりにしたほうが…
>アスペルガー症候群のことを知ってからまだ二ヶ月足らずで、毎日考えが堂々巡りをしています。
同じ様な悩みを抱いてきています。この事を考え始めてから、年単位の時が経っていますが、それでも眠れない夜を過ごすことも有ります。一朝一夕に答えの出る事柄では無いですよね。
それでも、「自閉スペクトラムのどこかに存在するという仮定のもとに対応をなさって、間違いは無いと思いますよ。」と言いたいです。 というのは、スペクトラムへの援助の考え方は、「その人毎の特性に大きな差異が有ることを理解して、注意深く対応しよう」という事に尽きるからです。「典型発達へ同じ対応をしたらマイナスになる」というような対応方法は、今までに出会っていません。
ご本人を連れて行くかどうかとは別に、市の相談窓口やクリニックのドクター、また、各地のアスペルガー児・者の親の会等とのコンタクトを続ける事で、夕焼けさんを支えるパイプを数多く、確保出来ると心強いですね。
(私は、弱っているときには、本当にあちこちのお世話になっております。この館に集う方々をはじめ、支えて下さる皆様に感謝致しております。)
素人の偏った考え方かもしれません。 お気に障ったらお許し下さい。
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