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▼ユニコーンさん:
>恥ずかしながら、私はこのHPを見るまで、アスペルガー症候群と言う名前も、広汎性発達障害etc.と言う言葉も知りませんでした。過去から現在に至るまでの悩み、苦しみ、辛い思いが次々とフラッシュバックし、三日間に渡り夢中で皆さんの思いを読ませていただきました。もっと早くにたどり着けばよかった・・・
はじめまして 29才女 建築系エンジニアで アスペルガーのような言動がありますが未診断のネフェルです
私自身も 5年以上精神安定剤を飲んでいながら 自閉症というのは引きこもりや不登校のことだと間違えて覚えていて(家族全員そう思っていた)
計算能力や記憶力に問題がない私に何か知的発達障害があろうとは夢にも思いませんでした(人間の顔を識別・記憶するのは苦手 三国志の登場人物を半年で覚えたのに・・・)
私が アスペルガー症候群なのか それとも後天的な要因によるものかはわからないのですが ここの掲示板で得られた体験談のうち 自分にとって役にたちそうな情報を自分用にアレンジすることから始めています
>この三月で18歳になったわが息子は、今日に至るまで友達と呼べる人物は一人しかなく、体育の時間はいつもお客様。走り方、サッカーボールの蹴り方からキャッチボールの仕方まで手取り足取り教えました。読書感想文の類は今もって全くかけません。
私の場合 「見ず知らずの他人」と「知り合い」の区別はできるのですが
「顔見知り」「クラスメイト」「友達」「恋人」の区別がついているのかは なはだ怪しいです
電車で偶然となりに座った相手にも遠慮なく話しかけて 人生相談始めていることすらあるのに 相手から「オレにだけ特別な対応をして欲しい」と望まれると対応できなくなります
>実は息子は大学に受かった後で、「僕は普通の人とは違う。病気だと思う。僕のような人は必ず生まれるんだよ。」と淡々と、世間話でもするように言ったのです。「自分が何者か知りたい?お医者さんに行ってみる?」と聞いた私に、「いや、いいよ。」とあっさりと答えた彼。「では、その必要があると思ったら、病院に行ってね。」といった私に機械的にうん、とうなずいたものの今の所行く必要ない、と思っているらしい彼でした。
「眠れない」「セキがとまらない」「手のふるえがある」「顔がピクピクひきつる」「昼間いきなり意識がなくなって寝る」(これらはアスペルガー症候群特有の症状ではありません)というような状態の場合は病院に行って相談できるのですが
アスペルガー症候群というのは「病気」というよりも 「個性」の一種ではないかとも時々思うのですが まだ私もそこまで楽観的に割りきれるほどの域にたどりつけないでいます
私の現在の主治医は口癖のように「社会に適応して 周囲の人間とうまくやっていかれれば どんな病気も 治療する必要はないんですよ」と言うのですが はたして私がこの言葉を実践できているのかは はなはだ怪しい・・・・・
>ただ残念なのは、医療機関や相談機関に行ってちゃんと診断してもらったり、適切な助言を受けなかった事です。私自身が彼を病気と思いたくないというエゴが働いていたのかもしれません。そのせいでやればできる、頑張れば何とかなるとがむしゃらにやってきて彼にはかわいそうだったかもしれません。
私も 下手に精神病の知識を得ると 逆に自分が病人だと思いこんで ウツ状態が悪化するにちがいないという思いこみがあり 毎月病院に通っているのだから いつか何かアドバイスなり診断名を教えてもらえるだろうと思っていました
もし インターネットが普及していない時代だったら 私は一生アスペルガー症候群という単語すら知らなかったかもしれません
>人付き合いが極端に下手な息子なので、これからも色んな困難にあうでしょうが、(特に就職などで)今私は18年間楽しかった、と思わせてくれた息子に心から感謝です。そしこの掲示板で私に色んなことを考えたり教えてくれた皆さま。
私が大学に行って一番うれしかったことは
高校までの先生は「先生! さっきの授業ですが 間違っていませんか? 別の解釈もあるのではないですか?」と言うと怒られて 学校中に「さっき 変な質問する学生がいましたよ」と笑い話にされて学校中に私の言動が流れたのに
大学の先生は もし 私の解釈が正しければ ちゃんとそれを認めてくれることでした
もし 息子さんがインターネットができる環境でしたら できれば息子さんの考えも聞いてみたいので カンニング(みつかれば退学です)の方法以外でしたら 私の知識で対応できる範囲であれば対応方法を考えようと思います
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