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▼レオっぴーさん:
こんにちは、秋桜です。
>実は、就学前まである自治体の障害児センターでOTの指導を受けていたのですが、
>ほとんど粗大運動に対する指導で、結局就学で卒業になってしまいました。
>秋桜さんが仰るような眼球運動や平衡感覚の指導は
>他にどのようなところで行っているケースが多いでしょうか?
>(眼科がやっている場合もあると聞いたことがあるのですが)
そうだったんですか。やはり就学で終了してしまうケースって多いんですね。民間の病院などで就学後もやっている場合もありますが、レオっぴーさんのお住まいの地域がよく分からないので参考になりそうなホームページのリンクを貼っておきます。
平和眼科
http://www.e-doctors-net.com/hospital/heiwaganka/
かわばた眼科
http://www.kawabataganka.com/index.html
日本感覚統合学会
http://www.si-japan.net/
>>例えば学校で直覚について勉強したら作業療法士が「直角の物を探そう」という課題を設定し、三角定規を持って室内にある物に三角定規を当てて確認していく、という課題をしました。絵についても立体よりも平面の方がやさしいので、まず写真を見て何があるかを書き出していき、写真を見ながらことばで考えていくという練習を行いました。
>
>おもしろいですね。視覚認知が弱いうちの子は当然図形問題が苦手です。
>こういう訓練を行ってくださるところがあればいいのですが。
ちょうど春休みでしょうから、復習ドリルなどを解きながら実際にお子さんと作ってみるというのも面白いと思います。
あとこれは私がよくやるゲームなのですが、お子さんだけがカードを見て名前を言わずに特徴だけを説明してもらい、それが何かをレオっぴーさんが当てたり絵に描いてみて合っているかどうかを確かめる、時には交代してお子さんに当ててもらって絵を模写してみるといったものをやってみるとルール学習にもなります(最初は名前をつい言ってしまいますが、それはご愛嬌で…)。
>体操教室では丁寧に指導していただいているのですが、
>なかなか難しいですね…。
>発達障害の専門家でないと難しい部分もあるのでしょうね。
>正直、そういったことをやっていただける専門家がとても少ないです…。
体操教室の先生がどの位お子さんの運動について把握されているかが分からないのですが、もう少し細かく指導する必要があるのかもしれません。もしくは模倣が苦手な場合は横に立ってことばで教えながら順序立てて身体を動かすといった方法の方がやりやすいこともあります。ただし他のお子さんのこともあるでしょうから、なかなか難しいかもしれませんね。
専門家については確かに少ないです。本当はもっとみんな気軽に療育が受けられるといいのでしょうが、専門家が少ない上にみんなキツキツのスケジュールでやっているのでとてもそんな余裕がないのが現状です。
>質問ばかりで申し訳ないのですが、
>家庭で親が出来ることがあればぜひ教えて下さい。
先に述べたような練習をしてみたり、[#4667]に書いたような絵本を使ってターゲットの物を探すという練習もいいと思います。私自身はお子さんぐらいの年齢の頃に母が縫い物が得意だったので母に教わりながら刺繍(クロスステッチ)などをやっていました。リリアンなどもやっていましたね。あとはお菓子作りが好きだったのでクッキーやゼリーなどを作って色々な形にして遊んでいました。
粗大運動はわりと問題ない方だったので縄跳び、竹馬、ローラースケート、木登りといった遊びをよくしていました。でもこれは好きだから楽しめたのかもしれません。
大切なのは得意・不得意を見極めた上で、得意な分野から迂回する、苦手な分野を練習してみる、これらを組み合わせるといった本人に合った対応をするということだと思います。
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