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▼mikityさん:
こんばんは、秋桜です。
>はたから見ると「何でそんな些細なことで心配してるの??」
>という感じだと思いますが、子供にもし、定型発達といわれる
>人たちとの違いが私と同程度あるとしても、きっとその違いを
>誰にもわかってもらえないのではないか、と思っているのです。
>私が気づかなければ誰も気がつかない。そして本人がその違い
>をわかるのは、小学校高学年頃になるだろうと。
>
>なので、少しでも兆候が出ているのであれば、療育は多分無理
>だと思いますが、家庭で出来ることはしようと思っているのです。
先程のmikityさんの文面から「恐らくお子さんのことが心配なんだろうな」と思ったので、細かく書きました。きっと地域の療育センターの場合2歳代だと「様子を見ましょう」と言われてしまうことが多いでしょう。でも[#4657]にも書きましたが、どんなお子さんにとっても療育的な丁寧な関わりというのはとても有効だと思います。「何が何でもこれを覚えさせる」という気持ちではなく、「あ、こんなこと知っているのね。すごいね。じゃあこれはどうかな?」と一緒に楽しんでみるという気持ちでお子さんと関わっていくといいと思います。
>でも、子育てって面白いですね。子供の歯が生え揃った頃に食
>べ方を見ていたら、歯はきちんと生えているのに、その使い方
>が解っていないみたいで面白い食べ方をしていました。とても
>面白かったのですが、それと同時にそんなことも時間をかけて
>学習していくんだなぁと思ったら、子供って覚えることがいっ
>ぱいあって大変だ!って感じました(^。^)。
>
>これからも些細なことを質問してしまうかも知れませんが、よ
>ろしくお願いします。
私はこの文章を読んでmikityさんが子育てを楽しんでいる様子が伝わってきて「いいなぁ(^^)」と思いました。子どもって本当に学習して色々覚えていくんですよね。その試行錯誤が大切だし、その試行錯誤を楽しめるmikityさんは素敵なお母さんだと思います。どうぞその楽しい気持ちを大切にお子さんと関わってあげて下さい。
話は変わりますが、療育をしていて実感しているのは「訓練士自身が楽しいと思う課題じゃないと、子どもも付いて来てくれない」ということです。私自身仕事を始めた頃は楽しむ余裕がなくて訓練もパターン的だったと思うのですが、「こんな風にしたらどうだろう?」と探求心が出てきて1つの教材でも色々な使い方ができるようになってからは大分子どもたちと楽しめることが出てきました。もちろん必要な時には厳しく接するし、いけないことをしたら本気で叱ることもあります。でも必ず本人が好きなことを1つは設定して「この人と関わると楽しい事もあるんだ!」ということも教えるようにしています。
親というのは一番子どもと関われる時間があるし、日常生活そのもので色々な関わり方ができると思います。そういう意味では訓練士はとても太刀打ちできません。掲示板を上手に活用されてお子さんとの関わりを大切にしてください。
>「目で考える」って凄いですね!私もいろいろなことを画像とし
>てイメージすることはよくありますが、あまり能力的には高くな
>いらしくすぐ思考が停止してしまいます(^。^;)。勉強では、
>私は数学と英語、漢文あたりはまったくだめでした。先生の話が
>宇宙語のように聞こえてました(笑)。現代文や古文はパズルを
>解くようで面白かったです。小論文を書くことは大好きで、上手
>だったと思います。先生が私の文章を読むことを楽しみにしてい
>てくれたぐらいだったので。
きっとmikityさんは文章の操作能力が高いのだと思います。数学、英語、漢文は実は大学入試レベルまでは数学的な論理で解くことを要求されるので、実は方略さえつかめれば理数的な科目が得意な人の方が解きやすい科目なのです。それに対して現代文や古文、小論文は背景となる知識、文章の流れをつかむ能力を要求されます。だから性質が異なる物なのです。
>最後になってしまいましたが、秋桜さん、体調が万全ではないの
>に丁寧なお返事ありがとうございました。秋桜さんの書き込みは
>とても解りやすくて理解しやすいので感謝しています。私はニキ・
>リンコさんの文章が大好きなのですがそれと同じくらい秋桜さん
>の文章も大好きです。これからもよろしくお願いします。
嬉しいです(^^)。ありがとうございます。こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。
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