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▼ジョンさん:
>一方で、アスペルガー症候群のコミュニケーション障害の原因はなかなか特定されていません。現在、いろいろ調べていますが、見当たる説明としては、前頭葉内側面や辺縁系の異常、偏桃体の関与、帯状回の前方、側頭葉の先端、上側頭回が関与して神経系統に異常が出現とありますが、明らかにはされていません。その点、川島隆太教授ははっきり、コミュニケーションは前頭前野の能力である、と言っています。そこで、前頭前野をトレーニングすれば、アスペルガー症候群のコミュニケーション障害の改善につながるのではないか、と考えました。
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非常に興味深い内容のお話、ありがとうございます。
私の頭では、なかなかわからない部分が多いのが 情けないですが…
あくまでも個人的な情報として、ひとつお話を。
私の娘がアスペルガーとの診断を受けたとき、脳のMRIを撮っています。
MRIを撮ったのは すでに診断後で 状況をさらに良く確認するために撮ったという感じです。
娘の主治医は、某有名大学の児童精神科 助教授をされている方です。
この主治医が、MRI画像を見て 説明してくれました。
やはり 幼児の場合 正常とは極めて判別しにくいけれど 脳の萎縮がみられるようです。(成人だとどうなのでしょう…??)
また、だいたいは 萎縮部位が決まってるらしいようで。
う〜ん…私はそこらへんに詳しくないので、主治医に図で説明してもらったのですが、そこが脳のなんていう部位なのかがわからず、すみませんm(__)m
ただ、脳の前の部分というよりは、側頭のほうだった気?も(もしくは、前頭葉の側部?)します。
また、うちの娘の場合は、出産時に起きたのか原因ははっきりしませんが 脳に低酸素の痕跡が白く点々とMRI画像に残っていました。
こうしたものも なんらかの形で症状と関与しているかもしれません。(主治医は、影響があるとははっきりは仰いませんでしたが)
また、主治医が学会での話をたまにしてくれることがあるのですが、その中に「サルで実験をしたとき、社会性の乏しいサルに対し指先を使う、もしくは指先を応用するような作業を続けると社会性に回復が見られる」というものがありました。
主治医はたぶん、脳の手の指先を司どる部位とアスペルガーとの関連性を考えているようです。
アスペルガーの子供は、握力はあっても極端に指の力が無いのが 体の特徴としてあるらしいです。(例外もあるとは思います)
成人の場合でも、不器用なこととなんらかの関連性があるのかもしれませんね。
いずれにしても、コミュニケーション能力がUPする方法が解明されるといいなぁと思います…
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