|
▼あきペルガーさん:
どうしようか、考えたのですが、これはやはり広汎性発達障害(PDD)についての掲示板なので、あえて指摘しておきたいと思います。
>アスペルガー症候群ではないかと思い、メンタルクリニックを受診しました。
>10分ほどの問診で「成人性ADDです」と診断されました。
>アスペルガー症候群とは違うのですか?と聞いたのですが、
>「ADDもアスペルガーもひっくるめて広汎性発達障害と言う。あなたの場合も
>それだ」と言われました。
Dr.がICD-10、DSM-IVのどちらの診断基準に添われたのかは分かりませんが、いずれの診断基準でも、PDDの概念はあります。
しかし、AD/HDはその概念の中になく、別の障害ととらえられています。
ちなみに、PDDと診断された場合、AD/HDは同時に診断されることはありません。診断上では、「communicationと社会性に質的障害のあるPDD」が「上位」とされるのです。
※臨床上では併発はあるとか、幼少期にASの人はAD/HDと診断されていたことが多いと言うことは指摘されています。
それともう一つ。
DSM-IIIだったか、DSM-IIIRだったかどちらか忘れてしまいましたが、ADDはそこまでは記載されていましたが、現在のDSM-IVにはありません。AD/HDの「不注意優性型」と言われています。
※でも私たちもこのことばは使うのですが。
この指摘がDr.の評価にすぐつながるわけではありません。
ただ、このDr.の話がそのままこの掲示板で流れ、当然になることが心配だったので。
すいません。
|
|