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▼桜井さん:
はじめまして。マキナを名乗っています。自閉者です。
言語性IQの高さから、ASの診断を受けました。自覚は希薄ですが
医師が診断した事ですし、脳の機能がおかしい事を画像や数字で
みせつけられると、自覚は希薄でも、どうやら体は「自閉症」の
ようです。脳も含めて。(私は脳だけの問題ではないので、こういう
書き方をしました)
>
>要するに、育った過程に問題があるんですよ。
親子関係がおかしくなる場合が多いので、環境から性格としては
影響が出るとは思いますが、それは定型発達の人と同じだと思います。
>これは、生きていく上で当然の知恵だと、自分でも納得していたんですが、
>これは世の常識からは外れたものなんですね。
「常識」は、その地域や国で違うので、なにをもって言い切れるのかは
私には理解はできませんが、「必ずこうである」というのは持論として
持っていただけると幸いですが、他の人が受け止めるかどうかの期待は
しない方がよろしいかと思います。
>そういう家庭で育ったことが、このような症状の出る原因だと思います。
>私は、その原因をはっきり認識し人を信じることができるようになった結果、
>人の目を見て話したり、他人と同じ空間にいることが全く苦痛でなくなりました。
御自分の生活が良くなって良かったですね。
>ここに来る人は、自分の家族のことで人に言えない秘密があった人が多いんじゃないですか?
逆に、家族の悩みがまったくない人の話をきいてみたいですけど。
全員仲良しで、何も問題も悩みもなくって、まるでCMみたいな家族がいて
なおかつ、他人とも幸せに関わっているような人たちがいたら、みてみたい
です。いるかも知れませんが、まだ出会っていません。
>秘密は人それぞれでしょうが、うちの場合は、出身が被差別部落であった、ということです。
>それを他人にもらすことを必要以上に警戒して、無意識に子供を抑圧してしまっていたのだと思います。
そこにこだわってしまったというのが、御両親の心労だったのですね。
>本当に異常な人は自分が異常であることに気付かないとよく言いますが、
>本当にそうだと思います。
精神科の医師によると「私はこういう人です」と、きっちり決めている人には
何らかの心の問題があるそうです。人に迷惑がかからない場合は、どういう
考え方をしていてもいいと思います。要するに、内観ができているかどうか
の違いであり、発達障碍とはまったく質が違うからです。
もちろん、発達障碍と精神障碍が合併する場合もありますが、どっちがどう
と決めるのは、不適切だと思いますので、深い話し合いは誰ともしたく
ありません。
今迄の経験から、自己価値と他者からの客観性が合致した人には出会った事は
ありません。近い人はいらっしゃいますけど。それは自分の欠点を認めて
いるタイプの人です。
>少しでも多くの人が真実に気付くことを願って書き込みます。
>今の私は幸せです。
>意欲や感情が自然と体の中から湧き起こってきます。
>自分は治らない病気なんだと思いこまず、前向きに考えてください。
今、私も幸せですよ。体は不自由ですけど。脳の機能は治らないし、体の
病気も治りませんけど。生きる事については前向きです。
えっと、失礼ですが、メンタル系でのアスペルガー論議ならば、納得は
いきますが、どうか、お時間がありましたら、支援団体等のホームや
作業場で実際の当事者に会ってみてください。アスペルガーも自閉症で
発達障碍の一種だという事が、実によく理解できると思います。
あなたと私がリアルで出会う事はないと思いますが、症状が強く表面に
出ている人は、あきらかに定型発達の人と、違います。
私は「障碍も個体としての個性」だと思っているので、それほどの
悲観はありません。
では。
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