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初めまして。
現在抱えている悩みの深さが窺えるコメントで、心中お察しします。
▼30代のサラリーマンさん：
>1 社会的相互作用の重大な欠陥（次のうち少なくとも二つ）：三つ該当
> a 友達と相互に関わる能力に欠ける
> b 友達と相互に関わろうとする意欲に欠ける
> c 社会的シグナルの理解に欠ける
私も長年当事者として経験したことから出せる結論は、
>>>世間話など、どのように展開するか解らない一般的な話題にはついていけないが、自分の興味のある話題なら「水を得た魚」。このために、本人も会話の相手も著しくエネルギーを消耗する。
>>>会話の相手の言動を字義通りにしか解釈することができない。言葉の裏を読み取るだけのゆとりがない。このために大したジョークでもないのにひどく傷ついたり、あるいは当事者（グレーゾーン含む）がその気がないのに会話の相手を傷つける文言を発したりして、人間関係の軋轢の原因になりやすい。
>2 没入的で狭い興味・関心（次のうち少なくとも一つ）：一つ該当
> b 固執を繰り返す（多少）
やはり、自分の興味の対象はとことんまで突き詰めたい、という思いがあるのかと思います。人間関係がうまく行かないための欲求不満を無理やり関連付けて、「この趣味は一般人には解るまい」と一人で悦に入った状態になることもあります。
>3 決まりや興味・関心の押しつけ（次のうち少なくとも一つ）：一つ該当
> a 自分に対して、生活上で（多少）
習慣化していることが何かの弾みでパターンが狂うと、思考回路が収拾がつかない状態になることがあります。例えば、毎日乗車している通勤電車が、途中経路の事故で運休したり、大幅な遅延が発生したり、という状況で、「遅刻したらどうしよう」という思いに囚われるあまりに落ち着きがなくなったり、という例があります。
>6 運動の不器用さ：該当せず
ＡＳやＡＤＨＤといった発達障害は、思考回路の処理でパニックを起こしやすいですが、思考回路の逆の経路（感覚神経や運動神経）もパニックを起こしやすいことが知られています。
私は身体障害も同時に抱えていますが、ＡＳにより運動神経が破綻していたためリハビリは担当者が呆れ返るほど進捗が悪かったです。ストレッチ体操の効果がなかなか出ないために、変形性股関節症の手術を受けてから胡坐がかけるようになるまで21年もかかりました。
感覚神経のパニックは、聴覚過敏や触覚過敏などのスタイルで表面化すると考えられていますが、以下の項目に貴方が該当すると感じられるものはありますか？
●ピアノやバイオリンなど、特定の楽器の音が苦手。もしくはエアコンのモーターの音、ベルの音や車の騒音など特定の音源から発する音が苦手。
●丸型や三角形のものを見ただけで嫌悪感を覚えることがある。または、Windowsの壁紙や服地などで、総天然色のサイケデリックなものを見ると頭痛を催す。
●極端な猫舌である。
●タートルネックのセーターが着られない。
●（男性の場合）女性の体に触ると極端に気持ち悪く感じる。
●辛いものや酸っぱいものが極端に苦手か、もしくは普通の味付けでは物足りなく感じる。
●異常がないはずの体の部位が痛みを訴えることがよくある。あるいは大怪我をしたはずなのに痛みを感じないことがある。
●飛行機の離着陸や、遊園地の絶叫マシーンが極端に苦手である。
何れにしましても、自己診断テストの結果はあくまでも参考程度です。結果を鵜呑みにして気に病むあまり、鬱状態などの２次障害を起こしては元も子もありませんので、不安を感じたら医療機関で対応してもらいましょう。
>学生時代まではこんな状態でも何とか生活はできましたが、
>卒業後、社会に出てからこの症状が原因で何度も辛い経験をしてきました。
>普通のコミュニケーションがとれず、そして仕事の理解も遅い。
>職場も転々とし既に６，７社も渡り歩いています。
>今の職場でも状況は変わりませんが、我慢して仕事しています。
>今後、この状態で生き抜く自信はありません。
>助けてください。
私も、人間関係がうまく行かないという理由だけで理不尽な解雇を何度も経験しました。就職難のために長い失業状態も経験しました。
その結果解ったことは、
●誰でもできる仕事は、案外自信喪失につながりやすい。
●即戦力になれそうな国家資格を取り、専門分野の知識を活かせる職業につくほうが成功しやすい。
●技術職が、殊の外ＡＳ当事者（＋グレーゾーン）に向いている。
まずそのためには、今自分が何に興味を示しているのか、というところから吟味し始めるほうがよろしいかと思います。
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- 05/1/29(土) 2:04 -
