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初めまして。
▼ZEPさん:
>高機能広汎性発達障害と診断された子供がいます。
>私自身もかなり自閉症に近い所にいるのでは、と医師に言われています(未診断)。
ASなどの発達障害は、実際に遺伝の可能性が指摘されており、私の親類にも当事者(知的障害を伴うタイプ=カナー症候群もいる)がいます。
12年前に死んだ父も、存命ならばASの診断を出されている可能性があります。
>学生の頃、独身の頃は、時間もエネルギーもたくさんあって、そのほとんど全てを友達付き合いに注ぎ込んで、少ないながらも友達を持つことが出来ていました。
>でも、結婚して、子供が出来て、パートの仕事を始めて、時間もエネルギーも少なくなる中で、友達がいなくなってしまいました。
>
>とにかく、疲れてしまうのです。
>飲み会や、お茶に誘われて、出かけた事もあったのですが、以前すごく仲良しだった友達であっても、話していたり、一緒に行動していると、ひどく疲れて、次の日から2〜3日、何もする気が起きない、うつ状態になってしまうのです。
>そういうのが相手にも伝わるのか、そのうち連絡も来なくなってしまいます。
私も経験のあることなのですが、なぜ疲れるのかというと、:
●自分の興味のある話題でないと、話が長続きしない。どのように話題が展開するか見当の付かない世間話は苦手。だから貴方が疲れを感じているのと同様、会話の相手も疲れさせるだけ。
●相手の言動を字義通りにしか解釈できない。大脳の中で情報処理に難儀するので、言葉の裏を解釈するだけのゆとりがない。だから相手が何気なく「バカ」といっただけでひどく傷ついたり、本人にその気がないのに相手をひどく傷つける文言(例えば「バカ」)を流してしまう。
●スポーツや趣味でも交わりがある場合、運動神経もパニックを起こすことがあるので他人の動作を真似ることが困難で、手先がひどく不器用。そのうち運動能力の格差を深刻に感じるようになる。
●何をやってもうまく行かないために人生に自信を失っていることがあり、鬱状態(2次障害)に陥りやすいが、こうなると友人の慰めの言葉も受け付けなくなる。
>皆さんは、どうしていらっしゃるのでしょうか?
>ものすごい無理をしなくても友達付き合いするには、どうしたらいいのでしょう。
>それとも、そんな方法はないのでしょうか。
ただ、案外我々が悩んでいることが実際には取り越し苦労だった、と後で気づくこともよくあります。
失敗を恐れず、可能な範囲で積極的に人の集まりに参加されてみるとよろしいでしょう。
時間にゆとりがあれば、文化サークルやボランティア活動から始めてみては如何でしょうか? 最初は無理に他のメンバーと仲良くする必要はありませんが、共通の話題が生まれるので、そのうち会話はしやすくなると思います。
>私の子供も、クラスで浮いています。
>自分を見ているようで、これから同じ苦労をするんだろうなと思って、せつないです。
お子様についてもあまり気にしすぎないほうがよろしいでしょう。気を使うあまり過保護に育ててしまう、という失敗はよくあります。
学習塾よりも、習い事(そろばんとか習字、あるいはスポーツ少年団に参加させるのもよろしいでしょう)を積極的にやらせたほうがよろしいと思います。そのサークルでお子様がいじめの被害に遭うようなことがあれば、我慢させず、別の習い事に挑戦させたほうがよろしいでしょう。
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