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横槍すみません。
▼マキナさん:
>現在、私が通っている病院の主治医も「あなたはASです」とは
>言っていません。大人の場合は、「傷つく、困っている事を
>軽減させる。診断としては、大きな意味がない。」と、考えて
>おられるからだと思います。
それで何となく解った。17年まえ、私の両親が、私が統合失調症の疑いで当時独り暮らしをしていた札幌市内の医療機関で診察を受けていたのに、両親が勝手に治療を打ち切った理由が。
実は私は北海道大学へ通うために札幌市内で独り暮らしをしていましたが、病気(変形性股関節症)が原因で引きこもり状態になり、その治療を知り合いに奨められて行っていたところでした。
1986年7月のある日のこと、いつもなら私一人で診察を受けに行くところを、この日はオフクロも一緒でした。ところがその日、私の診察がひととおり終わったところ、オフクロが診察室に呼ばれ、私は外に出されました。
これはよほど深刻な状況に違いない、ということは簡単に察しが付き、案の定オフクロは憔悴しきった状態で診察室から出てきました。
しかしオフクロは
>>>あんた(Chiquitita)の病気なんて、病気のうちに入らない。
と努めて平静を装っていました。
私はこのときに抗鬱剤がまったく効果を示さないということを担当ドクターに話していたので、おそらく鬱状態ではなく統合失調症の疑いがかかり始めたのでしょう。ところがオフクロにしてみれば「統失」なんてとんでもない。ということで治療を勝手に止めさせたのだとばかり思っていました。
どうやらマキナさんの話も総合して考えると、私が統失(?)の治療を打ち切られたきっかけとなったのは、オフクロが独り診察室に呼ばれたときに、担当ドクターからはASのことも同時に指摘されたのだと考えても、何ら矛盾がないような気がしてきました。
オフクロはそれ以前から私が「自閉症」→「高機能自閉症」であることは知っていたので、2次障害で鬱状態などが発生していても、ASも含めて「病は気から」と解釈しても何ら不思議はありません。
>>>今でもオフクロはASが一過性の慢性病だと誤解しています。
それを解消できないのを、未だに私の努力不足だと思い込んでいます。
しかし当時の担当ドクターはASが一過性のものでないことを知っていたかもしれません。それで私に精神的なショックを与えないよう、私を診察室からシャットアウトしてまでオフクロだけに事実を伝えようとしたのでしょう。ところがオフクロのリアクションがまずかったために、その後も引きこもりが長いこと解消できず、大学を3年で中退、という事態に追い込まれました。
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