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我が家は、ここ1年の間にバタバタと子供が軽度発達障害を持っていることがわかり、ついでに子供の様子から、もしや私もか…と気づき…。
今までね、さんざん、ダンナに言われてきたのよ。
「ひとつひとつ言われなきゃ、わからないし、強く言えばやらない。ほっとけばいい気になってもっとやらない。奥さん育成ゲームやってんじゃねーんだぞ!」
と、いい加減、ダンナもキレまくってまして…。
で、子供達が、次々と発達障害があると発覚して、
「私もそうかもしれない…」てなことになりますと、
「子供達の自閉症は、お前の遺伝だな?」
…と。
母親にとって、子供の障害は自分のせい?と言われるのもキツイものでございます。
ある日のこと、ダンナから電話で
「保険屋に車検証のコピーをFAXするように。」
と、頼まれ、うちにはFAXは無いので、コンビニからそのまま送信いたしました。
あとからダンナに
「送信の1頁目にはなんて書いた?」
と、聞かれたもので
「え?車検証一枚ぺろりと送っただけだよ?」
「ああ?それだけならむこうはなにがなんだかわからんだろ?」
「え?あなたから連絡してるのだと思ったから…」
…だって、車検証を送るように言われたし…、それに送信表紙をつけれと言われてないし…、言われてなくてもやるもんだったのね…?
「俺、わからなかったら聞けと電話で言ったぞ」
…そういえば、言われてたけど、わからないことじゃなくて、これでいいと思ってしまったのだもの…(T_T)
その後、子供の療育の話をしたとき、
「…で、うちのお嬢さんってばいつもの『わからなーい』を連発して…」
という話をしたら、ダンナ、少し笑いながら
「『わからない』と、言うだけいいよ。おまえなんて『わからない』も言わない」
よくはわからないのだけど…。
もしかして、ダンナ、私の自閉傾向について、少し理解してくれたのかな?
「わからない」が、わからない頭だって、わかってくれたのかな?
その日は、その他に、
うちは、北国なもので、玄関前が凍りついて滑ってあぶないのですが、
「玄関の氷、割っておけよ。なぜやらないんだ?」
と、聞かれ、
いつも、ダンナのこの「なぜしないんだ?」に、私は困るのです。
「なぜ?」に、答えられないんだもの。
「…なぜ?」…と、考えて黙り込んでしまうと、
すると、ダンナ、いつもと違いまして、
「…やっておくように…」と、言い直しました。
それなら、私も「はい」と、答えられます。
どういう風のふきまわしかな?
あまり、自閉に関する本、読んでくれてないんだけど…。
子供のパニックについてだって、いつも頭ごなしに怒るだけだし…。
でも、もしかして、
わからない頭だって、わかってくれたのかな…?
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