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▼ジョンさん:
>秋桜さんは発達障害児の方の訓練の現場で仕事されている、ということで、
>新鮮な驚きを感じました。
>
>実は、発達障害児の方の訓練の場、というのは、それほど多くないのです。
そうですね。多くはないので、訓練希望者が殺到して大変です。今はドクターの初診が1年近くかかっている異常事態になっています。
私も時間が月に120コマ(1コマ1時間)しかないのに、担当が100人近くいるというとんでもない状態です。
激務なため、スタッフもけっこう体を壊して辞めてしまう人も多いです(サービス残業も当たり前だし)。
>現在、本格的な診断を頂こうと思って、専門病院に通院しています。
>
>しかし、大人の場合、(診断がゴールであり、診断が重要だ)とは
>思っていません。自分の中にある、アスペルガー的要素が、
>かなりの部分を占めれば、「アスペルガー」と診断されますし、
>少なければ、健常と診断されるのですが、自分が、そのような
>要素を持っていて、一生うまくつきあっていかなければいけない、
>ということが分かることが大切だと思っています。
私もジョンさんの意見に賛成です。必ずしも大人の場合、確定診断は必要だとは思っていません。その辺は[#1321]でも書いていますので、ご覧になっていただけると嬉しいです。
>診断はあくまで、出発です。それが、絶望をもたらす、という
>考え方は危険だと思っています。
そうですね。でも哀しみを引きずる人も多いです。だからこそ告知のタイミングは大事だと思います。私の場合、6歳でいじめられて学校から帰宅し、母に泣いて訴えたときに「だってあなたは自閉症だから」と告知されてすごくショックでした。
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