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菜の花さんお久しぶりです。
無事ご出産おめでとうございます!
年齢的&経済的に、子供はもう打ち止めの私には、あの懐かしいふわふわ柔らか赤ちゃんを毎日抱けるのはうらやましい気持ちです。
でも実際進行形のお母さんは毎日大変ですよね、産後は特に、お体にも気をつけて頑張ってくださいね。
うちの娘も、「弟なんていなかったらよかった」ってヒステリックに言うことがよくありました。
3歳違いで、小さかったので弟の存在に慣れるのも早かったし、女の子なので多少小さい時から母性本能みたいなものもあったので、菜の花さんのケースよりは随分楽だったと思います。それでも、弟への深い憎しみを強く表現する言葉の数々には母は傷つきましたし、心配もしました。
まだ言葉も喋れないヨチヨチ歩きの息子の背中や腕に、親の目を盗んでつけた娘の歯型を見つけては幾度となく娘を叱ったり、反対に自分の気持ちを押さえて娘への愛情表現を意識的に増やす努力に努めたり、いろいろ悩みました。
今でも正解は分らないままで、いつの間にか峠を越したって感じなので、大したアドバイスは出来なくてごめんなさい。
うちの場合では良かったかなと思える点をひとつ、いぬかいさんのレスにもあったように、アニメや絵本、コミックなど、兄弟や家族のいいイメージが一部にでも入ったもので、息子さんが親しめそうなものを見る機会を増やしてあげたら、少しはやさしいイメージ作りのプラスになるかもしれないと思います。
娘は「おじゃ魔女ドレミ」という女の子アニメにハマり、小学生の女の子たちで魔女の赤ちゃんの子育てに奮闘するという内容に感化されました。赤ちゃんは可愛いというイメージを模倣(ドレミちゃんごっこ遊び)から入って理解したようです。
「弟みたいな目障りでうるさい男の子じゃなくて、もっと小さな赤ちゃんが欲しい!」などと言い、直接弟への愛情にとすぐには繋がりませんでしたが、思い通りにいかない赤ちゃんを理解して受け止めたり、命を大切にあつかう話や主人公が赤ちゃんを可愛いと感じて喜ぶシーンなどを数多く見るうち、小さい子を可愛がるのはなんとなくいいもののようにアニメのイメージから理解していったようです。
実際「小さい者は可愛い」と感じさせることまでは難しいかもしれないけれど、「命は大切」という概念だけは、データとしてしっかり入れてあげたいですよね。
弟を憎たらしいと感じることは変えられなくても、過ぎた行動を我慢できる程度の力だけついたら万々歳、くらいに思うようにしていました。
随分気を揉みましたが、弟とも年月かけた関わりを経て、徐々に、それなりに姉弟の関係が出来ていったように思います。
わざとでなく過失で弟に縫うほどの怪我をさせたこともありましたが、その経験のショックも、結果的に彼女の中にいい効果も残したり・・・。
弟が小2の今では、ケンカもしますしヒドイ言葉も今だ口にすることはたまにありますが、仲良くする様子も、姉としての自負心も少し見せるようになり、弟の存在のお陰で成長できた部分も感じます。
ADHDの弟の問題行動がピークの今、弟の言動から起こるトラブルを横から見て、よく似たかつての自分を振り返って自己分析を語り始めたりもして、同じようなタイプの人間を客観的に見る機会になったらしく、ちょっとしたソーシャルスキルトレーニングが家庭で実現出来ているような面もあります。
「やっぱり私の弟だねー」なんて、へんな絆も感じてるようです;
一時は、そのうち弟が姉に殺されるんじゃないかなんて思ったこともありましたが、いまのところはなんとかやってこれました。
息子さんも、今はまだ戸惑いと混乱の時期で一時的なものかも知れません。
AS特有の、表現や発想の極端さゆえに深刻に見えるだけで、内面の動きはごく普通の子供と同じ自然な心の変遷をたどってるだけなのかもしれません。
いま菜の花さんが心を病まれることは本当に理解できるし、大変だなーって感じますが、産後のお体にも触りますし、動揺は子供たちに伝わりますから、今は出来るだけ悪いほうに考えずにリラックスに努めてください。
どの子にも溢れる愛情を発信し続ける、一番大事なその点は、菜の花さんならきっと大丈夫だと思います。
・・・全てを見たわけでもないのにわかったようなこと言って不愉快だったらごめんなさいね。
話を元に戻します。まとめるのが下手で長話になってすみません。
息子さんとうちの娘では性別も趣味嗜好も違うし、年齢差も違いますから、何か息子さんに向いた、・・・小さな人間や兄弟というものにいいイメージを持つために触媒となるような、兄弟が出てくるような本とかアニメとかを沢山見る機会を作ってあげたらどうかなっていうことを一番伝えたかったのです。
息子さんから見て魅力的なキャラや好きなジャンルに絡んだものがいいですね。
もう11歳という年齢ではこちらの思惑を読み取ったり出来るかもしれないので、あからさまに作為的じゃないほうがいいかもしれませんが。
ほんのいちアイデアで、役にたつがどうか分りませんが、参考になればと思いました。
菜の花さん、応援していますね。
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