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初めまして。
▼私は何者?さん:
>ところが、ある日、通常のコミュニケーションにおいて私は相手の感情を汲み取る能力が欠けていること(例えば、子供が怪我して血が出ている時に、その怪我を見て母親は「○○ちゃん痛いんだろうな」と思う心があるとおもうのですが、私にはそのような気持ちが起こったことがないんです。などなど)に気づき、それから自分の過去をいろいろ思い出してしまい頭から離れず、グルグル頭の中で「私はアスペなの?思考」が回り、そのうち、過去の私が今の私を脅かすような状態になり、自傷行為や破壊行動がひどくなり精神状態もかなり不安定になってしまったので病院へ行くことになりました。
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>病院の先生は持っていったレポート用紙(私の過去と今の状態になった経緯)や話した感じでは「アスペルガーですね。」と言ったのですが、「でも、誰にでもそのようなところってあるしね。」と言われたことで、私はでは私は違うの?そうなの?と混乱してしまいました。今でも、すごく混乱しているし頭から私はどっちなの?という思考が離れなくて困っています。この間病院へ行ったときも「アスペルガーかどうか調べてください」とお願いしてしまい、「アスペ、アスペと言っているところがアスペだね。(笑)」といわれました。
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>今の先生のこととても信頼しているので、病院を変えるつもりはないのですが、気になってしまって気になってしまって、誰かにこの私の気持ちを伝えたくてここに書き込んでしまいました。
私も自分がASであることやADHDであることに真剣に悩んで、2年前に近場の医療機関で診察を受けました。幸いここでは大人の発達障害についても理解を示してくれましたが、一人の患者を長い時間診察するのは、時間的な制約が大きいとして診察を続けてもらえませんでした。
でも私の対応はまだマシなほうだったかと存じます。というのも、医療関係者の中には「発達障害は子供の病気だ」という古い固定観念がはびこっており、貴方もどうやらその犠牲者のように見受けられます。心中お察しします。
発達障害の症状が思春期を過ぎても解決しない、という事実に関しては、プロよりもわれわれのほうが詳しいくらいです。
医療機関を変えたくないのは山々でしょうが、別の医療機関で見てもらうことも大切かもしれません。
なお、私自身はごく少数しかいない専門ドクターを推奨するよりも、近場の医療機関を積極的に利用し、その結果「大人の発達障害の当事者って、こんなにたくさんいたんだ」と医療機関が驚いた結果、各自治体の医師会を通じて学会を刺激し、大人の発達障害に対する研究の底上げが実現される、という流れを期待しています。
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