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▼wentさん:
>▼ゆうたんさん:
>>家では、どうしてそんなに泣くの?と思うくらい泣くんですが・・・。
>>泣いたとき私は何をしてやればいいんでしょうか?何と声をかけてやればいいんでしょうか?
>>「いらいらしたときは、怒ったり泣いたりせずに、ママに、ぎゅってしてって言ってね」って言ってるのですが、その時だけで、忘れているのか、泣いてばかりの毎日です。
>>パニック時の対処法は、自分で見つけるしかないのでしょうか?
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> 次男さんの場合とは理由が違うかもしれませんが、私が幼稚園児のとき、「お絵かきの時間に、いつも泣いていて絵を全然描かなかった」ことを思い出しました。
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> 何故なのか私にも原因が分からないのですが、当時の私にとっては、お絵かきは「とても怖いこと」と思えていたのです。
> 「おばけとか鬼とかいった類のものを怖がる子供もいる」ということなら、大人にわかってもらえます。しかし、幼稚園でのお絵かきという言葉と恐怖感という言葉が結びつくことは、私以外の人にはほとんど無いと思われます。
> ですから、親にも幼稚園の先生にも、「わがままを言ってお絵かきを嫌がっているのだ」というふうに解釈されていた(怖がっているなんて、夢にも思っていなかった)のだと思います。お絵かきのたびに、先生に叱られていました。先生や他の園児の親から私の親にその話が入ってきたら、親からもそのたび叱られていました。小学校入学が近くなってからは、同じ組の園児から「『次からは書きます。』って言えばいいよ。」と助け舟を出されたこともありました。
> 私のほうも、「お絵かきが怖い」ということを、何故か分からないのですが大人に言えませんでした。
> おそらく、私以外の人は真相を知らないままだと思われます。
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> 小学校に入学して最初の図工の時間、何故か恐怖感はなくなって絵を描くようになっていました。
> 「幼稚園での最後のお絵かきの日、担任の先生が私に対して取った行動」が、小学校での行動につながったのではないかと、今私は思っています。
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> 幼稚園での最後のお絵かきがあった日、私一人だけが居残りを命令されました。他の園児がみんなで帰りのスクールバスを待っている間、私一人だけが呼び出されたのです。私は不安になりました。
> 私は近所の公園に連れて行かれました。公園のベンチに二人で座りました。「どうして、絵を描かないの?」と先生から尋ねられました。私は言葉が出ませんでした。ただ、先生の口調が、「ヒステリックに怒る」という調子でなかったのはわかりました。また、私が黙っていても、「どうして返事をしないの?」と問い詰めることはされませんでした。先生はパンを私に差し出し、二人で食べました。二人で、お絵かきとは全く関係のないことについて会話をしました。
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> 何故なのか理由が分からないのですが、このとき私は、「『wentは悪い子だから懲らしめてやる』という意図ではないんだな」とたぶん思ったのでしょう(勿論当時は意識していなかったのですが)。
> 「wentは、理由もなく先生を困らせる行動を取ろうとするような子供なんかではないと、先生は信じてるよ。went本人にしか分からない事情が、何かあるんだと思うよ。」という思いが、その時の先生の言動に隠れていたのではないかと、大人になった今では思っています。
> また、そのことが当時の私にも伝わったのではないかと思うのです(勿論、当時は意識していなかったのですが)。
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> 「恐怖心」が原因となっているのなら、「ヒステリックに叱り付ける、本人の性格が悪いのだとなじる」という方法をとっても、火に油を注ぐことになると思います。
> 「怖くない・大丈夫だと、本人に分かるようにする」ことが必要だと思います。
> 公園での先生の言動に隠れた思い(と、今の私が思っていること)が、「怖くない、大丈夫だ」という方向に向かわせたのではないかと思います。
そうですか。そんな事もあるんですね。
実体験で詳しく教えてくださってありがとう御座いました。
感謝します。これなら私にも分かるような気がします。
今までは、相談したり、話を聞くのは病院の先生だけでした。何を聞いても、本に書いてあるような答えでしたし、じゃあどう理解してやればいいかのかぜんぜん分かりませんでした。どうしたらいいかなんて、やはり答えは無い様であるんだと思います。答えではなくしてやれる事と言った方がいいのかもしれませんが・・・。
今日から、泣かないように(パニックにならないようには)どうしたらいいのかではなく、泣いたとき、何をしてやれるかを、考えてみたいと思います。これで良いですよね?
病院の先生は、先生であって、やはり、実体験が無いので、私が理解できるお話は余り無かったような気がします。今回、初めて、投稿させて頂いて、wentサン達皆さんのお話は、とても貴重な、私の宝物になりました。ありがとう御座いました。
又こんな事もあったとか、今こんな風に思っているとかありましたら、教えて下さいね。どうしたらいいかまだまだ分からないことばかりですので、どんなお話でもいいのでお聞きしたいです。
もう少し大きくなって、家の子供たちに、同じ思いをしてた人たちがいたんだよって、見せてやりたいなとも思います。
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