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さかなさん、その気持ちよくわかります。うちの場合、幼児期に自閉症の診断を受けた兄がいるにも関わらず同じような状況なので。
さて、文面を読んでワタシが思うことは、診断がついた、というだけでいっぺんにあれこれ言うのはやり方としては少々せっかちだな、という点です。
今まで御両親はあなたの感覚や思考方法にほとんど気づいていなかったのでしょう?そういう相手にいきなり自閉症に関する本を読んでくれ、というのはかなり無理があるのではないかと。それよりは最低限以下のことを紙に書いて伝えたほうが御家族としても受け入れやすくかつわかりやすいのではないかと。
1.急な変更に対応するのはかなり辛いので、前もって伝えてくれたほうが安心。
2.注意・要望などは書き物にしてもらえると口頭でのそれよりもはるかに理解しやすいのでぜひ協力して欲しい。
3.こちらからの要請や意見なども書いた物で伝えたほうが、きっとお互いの誤解が少ないかと思うので、私としてもこの方法を採りたいと思うがどうか。
このくらいならご家族にも抵抗なく受け入れてもらえるはずです。それにこの方法を採用するのにはそんなにコストはかかりませんよ。字を書くのが苦手でしたら携帯電話のメモ帳機能やメールの作成機能(ただし実際にはメールは送信しない)を使うという手もありますし、ケータイのメール機能も苦手ならちょっとお金を出してPDAやH/PC(どういうものかは電器店に行くなりネットで検索するなりしてください、これらのカテゴリーであればどの機種をとっても10万円以内で購入可能)を買ってそれを利用する、という方法もあります(サブノートでもいいのだが、それではたぶん女性が普段扱うには重過ぎる。それにノートパソコンは意外と頻繁に充電が必要だし)。書き物にするだけならパソコンに打ち込んで印刷すれば事足りるけど、それで逆にしょっちゅう自分の部屋に引っ込む、逃げてる、と思われても立つ瀬がありませんからね。診断名を話すのは先の3点がお互いに定着してからでもいいと思います。
最後に。家族の無理解に苦しんでいるのはたぶんあなた一人じゃない。お互いに気楽に頑張りましょう。
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