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私は、特殊の担任をしていますが、この問題は文面だけからしか判断できないのですが、特殊学級へ入ればある程度解決していくと思います。私の子は知的には上の下くらいですが、アスペルガー症候群のため、特殊へ入れました。学校から「普通学級ではどうか」と打診がありましたが断りました。そもそも日本の「特殊」というイメージが間違っているのです。特殊学級は「スペシャルサービス」と考えています。普通学級では得られない特別な支援を受けることのできる学級です。アメリカでは、ドクター、臨床心理士、担任の3人が一人の子に対して支援に当たります。日本も今その方向に進みつつあります。文部科学省からは、今「一人一人の個別計画の作成」が義務化される方向にあり、うちもつくりました。一人の児童について、教科別、学期別、情緒面での指導計画です。とても普通学級では得られないメリットがあります。平成19年度からは、ほぼ全国で「特別支援教育」に移行し、すべての児童が普通学級に在籍し、障害の度合いに応じて特殊学級に通級する制度に代わり、対象児にアスペルガー症候群の子も対象となります。お子さんの様子はうちの子によく似ています。私の子は特殊学級へ入れたおかげで、普通学級の子と安定した関係が結ばれ、情緒面で、年々安定してきました。現場にいる私の考えでは特殊学級をおすすめします。特殊学級への偏見を捨ててください。同じ税金を払っていても、「スペシャルサービス」が受けられる場なのです。まだまだ日本には、特殊学級への偏見が強く、うちの学校のアスペルガー症候群の子も入級が難しいのが現実です。しかし、アスペルガー症候群であるわたしの子が、うまくいった例で、いつも保護者に話をするとき、自分の息子の例を出しています。なお、知的障害児の特殊学級でも、情緒障害児に対応できるはずです。最終的には保護者の決断ですが、私は自分の学校のアスペルガー症候群の子たちをみていても特殊学級へ通級すれば情緒が安定するのになあと思いつつ見ています。ただ、壁は保護者の特殊学級への偏見です。これはぜひ捨ててください。「スペシャルサービス」です。朝の休み時間に慌てて書いています。とりあえずここまでにします。また、何かあったら、ここへ書いてください。
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