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▼ジョンさん:
ピエトロです。アドバイスありがとうございます。とても分かり易い!「アスペルガー症候群を知っていますか?」読みました。長男の事を全くそのまま書いてありました。今まで学校の先生や習い事の先生等に特殊な性格を色々説明してもなかなか理解してもらえませんでした。私もASの事は二ヶ月前に知るまでは聞いた事もありませんでした。一年生の時いじめられていて、毎日教科書や文具を隠されゴミ箱に捨てられたり、鉛筆も毎日全部折られ、(本人は友達が間違って折った。わざとじゃないと言ってました。)体は叩かれる蹴られるが毎日続いていました。本人は何も言わないので私は知りませんでした。おかしいとは思いつつ、いじめられやすい性格ということは知ってました。靴を隠され、帰れなくなって迎えに行った時にも「どこで脱いだか忘れたの?」と言う私に「本当におかしいんだよ。ここで脱いだのに・・不思議なんだよ・・」学童の先生から「隠されているのでは。見たという子がいました。」と聞き、いじめの実態を知りました。本人は「靴を隠したりするような人はいないよ」と否定していたそうです。靴は次の日学校近くの土手に捨ててあるのを見つけました。クラスの保護者は子供さんに聞いていじめの実態を知っていて、私が知らなかったことにびくっりでした。他にいじめられている子もいました。クラスは学級崩壊で、先生もいじめは知っていましたが、それどころではない様子でした。しまいには参観日にもプリントを配る児童が配りながら、息子の時だけプリントをクシャクシャに丸めて遠くに投げていました。それを息子は当たり前のように拾いに行っていました。それを見ていじめる子が悪いというより、何も怒らない息子を不安に思いました。(担任が変わり学級崩壊も治まると同時にいじめも治まりました。)
そんな息子を旦那は情けなかったようで、空手を習わせると言い、私は違うのでは・・と思いながら反対はできませんでした。状況がよくなるかもと期待したりもしました。習い始めは劣等感を感じつつ(運動は超苦手)楽しそうでした。先生は何人かいて息子の様子からやる気がないとボコボコに殴り、道場の外につまみ出したりする事もよくありました。息子はその度に泣きながら「ごめんなさい」と何度つまみ出されても戻って行きました。それでも二年間週二回熱があっても休まないと言って皆勤賞でした。でも今年三月に爆発してしまいました。先生に空手の型の事で注意されると(いつものことなのに)いきなり土下座して「謝りますから許してください」と泣き喚いたりわけもなく走り回ったり、勝手にお茶を飲んだり。もう息子には限界だったようです。「どうして僕はダメなんだろう。いいと思っている事はいつもダメなんだよ」とその一ヶ月前からよく言うようになってました。あわててその日に空手は辞め、私も動揺して自閉症ではないかと言われていた姉に(小学校教諭)相談しASの事を初めて聞きました。その事が無かったら今でも変わった子と思ってASを知らずに間違った対応をしていたかと思うと、ゾッとします。本当に知ってよかった。ラッキーでした。今では色んな可能性のあるこの子が楽しみです。ASを知ってやっと私は情緒安定した子育てが出来ています。かなり違います。
空手のお母さん達に子育てについて、愛情が足りないのでは?厳しすぎるのでは?甘やかしてるのでは?しつけがなってないのでは?ほったらかし?かまいすぎ?ああすれば?こうすれば?多分ASの子の親なら誰もが味わう‘あなたの子育てまちがってます攻撃’は反論も出来ず、辛かった〜。息子や私の事を心配してくれてるからこそ余計辛かったです。でもやっとすっきりです。
幸い、前にも書きましたが一年半前に始めたそろばんだけは優秀で本人も「僕は運動は苦手だけど計算は得意なんだよね」ちょっと得意げです。自信につながって本当によかったと思っています。それがなかったら立ち直るすべはなかったかもしれません。
今月AS研究していらしゃる大学の教授のかたに診断してもらう予定です。(担当のカウンセラーの先生は、ASに間違いないけど診断は私では出来ないのでという事でした)
親身にアドバイスいただき、孤独感から開放されたようで、嬉しくてついつい長々と書いてしまいました。すみません!読んでいただき本当にありがとうございました。
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