|
▼エミリー★さん:
エミリーさんへは、はじめましてですね。
気をつけても、親の立場での発言になってしまうから、書かない方がいいかな?と、少し迷っています。
でも、「こんな考えもあるのかな」と、受け止めてくれると嬉しいです。
難しい問題なので、少し長くなってしまいます。ごめんなさい。わかりにくい箇所は、聞き返して下さいね。
>私はこれから普通学級で勉強するか特殊学級で勉強するか悩んでいます。
>私の希望としては普通学級に通いたいのですが、
まず、地域の実情を担任の先生や保健の先生に聞いてみましょう。
一口に「特殊学級」と言っても、大きな違いが有るそうです。
毎日、特殊学級に通うのは、マイナス印象がおおきいですね。でも、稀に、LD(学習障害)の人のための学級が用意されている自治体も有ります。 もし、そのようなクラスなら、たぶん、普通学級よりずっと良いと思いますよ。
それから、通常は普通学級に通いながら、定期的(週に1回程度)に特殊学級に通う制度(通級と呼ばれる地域が多いです)は、有りませんか?
知人は、英語がクラスで1番でしたが、苦手な事があったので、特別な対応の出来る場所へ、週に1回通っていました。 全ての学校にASについて理解と知識のある先生が居るわけでは有りませんね。 ですから、もし、通える特殊学級に、ASの専門家が居れば、定期的に通うのはエミリーさんにプラスかもしれません。
でも、特殊学級でも、全くASに理解の無い先生しか居ない事も有ります。 このときは、たまにでも、通うのはマイナスですよね。
見学に行ってみて、特殊学級の先生に、お母さんの居る前で、「私の優れた点を伸ばし、不足している能力を補う方法を、どのように指導して頂けるのでしょうか?」と、質問をしてみる方法を勧めたいです。 満足の得られる回答があるかどうを試すと、良いと思います。
少し、ずれますが、もう一つ。 地域の自治体に、「教育センター」と、呼ばれるような場所で、臨床心理士さんが、面談をしてくれる場所が有ると思います。 そのような場所に定期的に通う事を提案してみてはどうでしょうか? きちんとした、心理士さんなら、エミリーさんの気持ちを汲んで、学校の先生・お母さんに対して、エミリーさんにとって良い方法を捜して説明をして下さるはずです。 エミリーさんとお母さんの直接の話し会いでは、感情的になってしまうことも、専門的知識を加味して、上手に説明して、手助けしてくれると思いますよ。 エミリーさんの味方になってくれるはずだから。(たまに、ハズレの人もいます。その時は、感情的にならないで、相性が悪いから別の人と替わって下さい、と、言ってみましょう。)相談できる場所が増えると、それだけで、お母さんも、エミリーさんも少し楽になれるような気がします。
>ASを理解してくれません。
>その人はとてもいい人なんですが、少し勉強不足というか、なんというか。
「いい人だ」と言えるエミリーさんを尊敬します。
でも、ASの理解って、とても難しい事を知って下さい。
私の夫はASの父親を10年以上やっていて、私が理解を求めてからも6年にもなりますが、未だに、1冊の本も読んでくれませんよ。 でも、マイナス行動を取らないから、それで良しと諦めています。 この年月にして・・・なのです。 アドバイスにならないけれど、気長にね。
もし、共同生活をするとしたら、これだけは、という最低線を「箇条書き」にしてみたら、どうでしょう。 それから、AS一般の理解は無くても良いと思います。時間がかかっても、わかりにくくても、「エミリーさん個人の理解」を続けようとしてくれるのなら、それで結構スゴイ事だと思います。
良い道が見つかりますように。
|
|