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▼harunoさん:
>一人暮らしとなると、正社員の方が安定してるからいいと知人からアドバイス
>を受け、いろいろ求職してますが、なかなか見つかりません。。。
>今後のことも考えて、やはり何か資格なり手に職をつけてそれを生かせる仕事を
>した方がいいのでしょうか。。。
まあ、もちろん正社員の方が安定していることは確かですし、手に職をつけた方が有利なことも確かなのですが、どんな勤務形態がいいのかはharunoさん次第だと思います。私は今までに正社員というものをやったことがありませんし、これからもやることはないと思います(派遣社員どまりです)。正社員でないと、もちろんボーナスなどもらえませんし、体調を崩して休んだとしても有休扱いになることも少ないので損なのですが、それでも敢えて正社員にはならない道を選んでいます。やりたいことがあるので会社というものに拘束されるのは嫌ですし、社員旅行だの飲み会だのといった社内の濃厚な人間関係に身を置かずにいられるのは私にとって大きいのです。もちろん、自由よりも何よりも生活が安定していることが重要だという人も多いでしょうし、人それぞれです。今の時代では正社員であってもリストラされることもあるので必ずしも安定しているとは言い切れません。正社員として会社で働く以外の選択肢を取っている人もたくさんいます。大切なのは、harunoさんが自分自身にあった方法で働くことだと思います。「誰々に勧められたから」ということでは、それが上手くいかなかった場合に恨むことにもなりかねません。大人であれば、自分の選択に責任を持つことも大切です。何が自分にとって大切なのか、よく考えましょう。
>寮のある仕事も考えてみましたが、私は適応障害や対人不安障害もあるので、知らない所でたった一人でうまくやっていけるのか途中で嫌になってしまうのではないか...とかすごく不安で二の足踏んでいます。
やってみて駄目だったら駄目でもいいのではないですか?寮でも個室をもらえるところもあるみたいですし。これも駄目、あれも駄目、と考えすぎて何もできずにますます人前に出れなくなってしまうよりは、駄目で元々、トライしてみるのもいいのではないでしょうか。本当にできないのかどうかは、やってみなければわかりません。やってみてどうしても駄目だったのなら、「どうしてもできないこと」がわかっただけでもプラスになるのではないでしょうか。
>ラインの仕事も過去にやったことがありますが、私は睡眠障害もありどんなに薬を飲んでも睡眠時間たくさん取ったところでも、日中眠くなってしまうので前働いた所ではかなり迷惑をかけてしまいました・・・。
睡眠障害については、病院で相談してみるのがいいと思います。薬を変えてもらうとか。
> 一日中単調すぎる仕事も向いていないようです。それでずっと座りっぱなしで
> 動かない仕事だと、また過眠の症状が襲ってきて、仕事にならなくなってしまいます...。あと、発達障害があるので(学習障害も?)、簡単な計算や数字を扱った仕事も出来ません...。
>自分で、出来ない仕事、向いてない仕事は分かっているのですが、向いている仕事ややってみたい仕事がなくて、職業選びに困っています・・・。
じゃあ、単調すぎる仕事は選択肢の最後の方に加えておくとして、簡単な計算や数字ができないというのも、計算機を使ってもできないのか、とか、レジ打ちなども駄目なのかとか、いろいろあると思いますが。特にやってみたい仕事がないのなら、何か思いついた仕事を片っ端からやっていくというのも一つの手です。私は今までいろんな仕事についてきましたが、結果として長続きはしなかったものの、全然タメにならなかった仕事なんて一つもありません。どんな仕事でも一生懸命やれば得るものはありますし、何よりも社会の中で働くというのはいい経験になります。harunoさんのように適応障害や対人不安障害があるのであれば、大変さはあるでしょうけど、どんな仕事であっても、外で働くというそのこと自体が学びになるのではないでしょうか。
ひょっとしたらharunoさんは、「完璧にできる仕事」というのを探していませんか?仕事でちょっと失敗したり間違いをしただけで、「ああ、もう駄目だ」と思ったりしてませんか?どんな人であっても、間違いや失敗はつきものですし、転びながら学んでいくものです。最初から完璧になどできる必要はないのです。
ただ、苦手なこと、失敗することが多いのであれば、そのほかのところでカバーしていかなければなりません。例えば、すごく仕事のできる人が一日遅刻するのと、全然仕事のできない人が一日遅刻するのでは全く意味が違ってきます。すごく仕事のできる人だったら、「どうしたの?珍しいね」と大目に見てもらえるかもしれませんが、仕事のできない人だと「仕事もろくにできないくせに遅刻までする」と見られてしまうのは仕方のないことです。同じ遅刻なのに、と思っても社会とはこういうものなのです。だから、仕事が器用にこなせないのであれば、そうした基本的なことはその分完璧に守らなければなりません(仮にどうしても遅刻するようなことになっても、必ず連絡を入れる、着いたらまず上司に遅れたことを謝る、などの常識を守るということです)。それと、仕事で足をひっぱったのなら、残業などで埋め合わせをすることも必要になる場合もあります。ときには昼休みを半分潰して仕事をするようなことも必要かもしれません。
私がいろんな仕事をしてきて実感したのは、一生懸命やれば、必ず誰か見ていてくれる人がいるということです。「どうせ私は仕事がうまくこなせないのだから」という態度でいれば、それも見破られてしまいます。大切なのは、やる気を見せる、ということだと思います。
私も向いていない仕事、そんなにやりたくもない仕事もたくさんやってきました。やってみて「やっぱり向いてないなあ」と思ったり、人間関係が嫌で辞めてしまおうかと思ったことも何度もありましたが、それでも家族との関係がいいわけではなく、実家に戻るというわけにもいかないので、来月の家賃を払うためには我慢して働き続けなければなりませんでした。でも、そうやって我慢して続けていると、たいてい何とかなってしまったし、その分自分のキャパシティも広がるのです。現在やっている介護の仕事も、決してやりたくて始めたわけでもないし(興味はあったけれども)、今でも向いているとは思っていません。それでも、得たものもたくさんあるし、楽しいこともあります。もちろん楽しいことばかりではありませんが。
コツは、「今までよりほんのちょっと頑張る」ということで、「今までよりほんのちょっと」というのがミソです。頑張りすぎるとバランスを崩しますし、今までと同じ程度の頑張り具合だと前には進めません。やる気の持てる仕事をとにかくやってみる、経験を積んでみる、というのも大切かもしれません。少なくとも、ただ悩んで何もできずにいるよりは、よっぽど建設的なのではないかという気がします。
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