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▼まりまりさん：
>職場（飲食業・バイト）での最大の苦痛についての悩みです・・・同僚との会話に参加しようとしても参加できません。神経を使いすぎてとんちんかんなことをいってしまったり、冗談をうまく返すことができなかったりします。お客様感覚で存在しているというか。それは幼少のころからそんな感じなんですけどね。
>（中略）
>そこで、対人スキルを磨いて、少しでも同僚とか上司とかと気楽に話せるくらいなれたら、緊張感による失敗は減ると思うし、たとえ失敗してもフォローしてもらえると思いました。
>ただ、スキルを磨くために何をすればよいか・・・これがいまいち確信の持てる方法が見つからないのです。
>現在、「話し方教室」なるものに通うかどうかまよっています。ただ、そこは一般向けというか、「どう話すか」ということは学べるのかもしれない。けど、「何を話すか」ということになると・・・「話す内容」自体が頭に思い浮かばない私には効果が薄いかもしれない。受講料は基礎だけで６万とバカにならないし。しかし他に方法が考えられない。
私は、話し方教室に通った経験があります。私の場合は、火に油を注ぐ結果となったと思っています。逆に、次のように考えてからのほうが、話しやすくなったと思っています。
１ 信用できる友人等、本当に大切な人たちと通じ合っていればそれでいい。
２ どうでもいいような相手の機嫌をとっても、ほとんど意味がない。
３ 相手を傷つけてやろうと思って会話しない限り、問題はない。
４ 「相手の話を聞くだけでもおもしろい」というのだって、アリだ。
５ 周りに合わせようと考えると、自分がなくなる。まず自分が楽しめないと、他の人も楽しく思えないかもしれない。
６ 「とんちんかんなことを言った」とか「相手を不快にさせた」とか思っているのは、案外自分だけなのかもしれない。案外、相手は気にしていないのかもしれない。
７ 別に、友達作るために会社に入ったわけじゃない」と割り切る。
８ 自分の話したことの全部が全部、すべての人に否定されるとは限らない。どれかをおもしろがってくれる人もいるかもしれない。
「人のおかれている立場やその時の感情によって、物事がまるっきり違ったものに解釈されてしまう」というのは、よくあることだと思います。私が教室に通っていた時は、精神的には最悪の状態にあったのだと思います。
立場等が違う人にとっては、話し方教室が有意義なものとなることもあり得るでしょう。
私が教室に通っていた時は、次のような状態にありました。
１ 私が考えたり感じたりすることに、ロクなものはない。周りに合わせることができないと、まともなことがわからないままで終わってしまう。
２ 私のことを気に入って付き合う人なんていない。私に付き合ってくれる人なんて、心の広すぎる人以外いないだろう。その人は、私のことを哀れんで付き合ってくれるのだろう。その人の機嫌を損ねてはいけない。
３ ２のような人でも、一応は人間であって聖人君子ではない。その人を怒らせても、私がうろたえたことをその人に気づかれてはいけない。
４ コミュニケーションの基本は、たぶん会話なのだろう。コミュニケーション能力をつけないと、１〜３はうまくいかないだろう。
話し方教室は、「所詮は、マニュアルに過ぎない」というのが、私の正直な感想です。しかし当時は、「私だけがうまくいかない。やっぱり私は協調性や社会性を忘れて生まれてきたんだ。私は社会から落ちこぼれたんだ。」という気持が、やればやるほど強くなっていくだけでした。
「自分の気持や思考に全然自信がない」状態で、コミュニケーション能力をつけようとするのは無理がある。今では私はそう思っています。
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- 04/8/20(金) 0:57 -
