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はじめまして。うずまき貝さん。
▼うずまき貝さん：
>診断を受けるようになった具体的な経緯は長くなるのでここでは書きませんが、簡単に言うと、ASについての新聞記事を読んで、自分はASではないかと思って自ら診断を求めに行きました。自分がASであるかもしれないと知ったことは、全くショックはなかったとは言いませんが、私の場合、むしろ嬉しかったのです。
〜中略〜
>生まれつきのコミュニケーションの障害があるとわかって、むしろ自分なりに頑張ってきたのではないかと、それまで低かった自己評価が上がったのです。
やはり中にはそういう方もいらっしゃるのですね。
>成人になってから発達障害であることがわかって、それをどう受け止めるかというのは人それぞれですし、その人の性格的な部分も大きく関係しているかもしれません（私は主治医には、比較的楽観的な人間だと言われました）。それと、「障害」というものに対して、本人や周囲の人間がどういうイメージを持っているかも影響すると思います。
ああ、きっとそういうのって大きいのでしょうね。
>私は現在、身障者の介護の仕事をやっていて、施設から出て地域で自立生活をしている人たちを支援するNPO（代表者をはじめ、職員の半数以上は障害者です）の登録ヘルパーをやっています。中には重度の障害で自分で食事をすることすらできない人もいます。私が担当している人ではありませんが、文字盤を使って介護者に指示を出す人もいるそうです。もちろん一人暮らしができるほどの収入が得られるわけではないので、障害年金や生活保護、支援費制度などを利用しているわけです。身体に重度の障害があって、人の手を借りなければならないけれど、普通に地域で生活している、そんな彼らの姿をずっと見ているので、私にとっては「障害」というものは「大変なことはたくさんあるけれども、単なるひとつの状態」にしかすぎないのです。足に障害があって歩けないのなら、単にそういう状態、脳に障害があってコミュニケーションに支障があるなら、単にそういう状態。それで人間の優劣が決まるわけではありませんし、ベストは無理でもベターな人生を送ることはできるからです。
>そうではなくて、本人や周囲の人々に「障害はかわいそうなもの、不幸なもの」というイメージがあるなら、受け入れるのは難しいかもしれません。
私が最近接した障害児にこんな子がいます。
9歳になる女の子なのですが、発育も悪いようで2歳ぐらいにしか見えず、背骨も湾曲していて一人で椅子に座ることができそうもありません。
だからいつも親や周りの人に抱っこされています。
視力もぼんやりとしか見えていないようですし、言葉も喋れず、赤ちゃんのようなブバブバといった発声で、機嫌のいい時はずっとブバブバ〜 アワアワ〜と発声してながら、足や手を動かしてリズムを取っています。
私は初めて彼女に会った時、2歳ぐらいの赤ちゃんだと思ったので、抱っこをさせてもらおうと手を差し出しました。
すると彼女は何のためらいもなく「抱っこして〜」って感じで手を差し出してきました。人見知りすることなく、彼女は誰にでもそんな風にしてくるようです。
9歳とは思えない程軽くて、しっかりと抱きつく彼女に対して 何だかすごく「抱き心地がよい」と感じました。
そして、ものすごく不思議なんですが「ああ、癒される」と感じたのです。
次に会った時にも私はその感触が忘れられず「○○ちゃん抱っこさせてください〜」ってお願いして抱っこさせてもらいました。
抱っこしている私に、そこにいた他の方が「その子抱くと気持ちいいでしょ?皆が抱きたがるんだよ」っておっしゃってました。彼女の不思議パワーを感じたのはどうやら私だけではなかったようです。
彼女の「癒しパワー」は、彼女が生きていくために天から与えられた「生きるすべ」であり「才能」なのかもしれませんね。
そして、「世の中の垢でまみれ切って疲れた私たちを癒す」という一種の「使命」を背負ってそんな風に生まれてきたのかもしれない。
私はそんな風に感じました。
周りの人から見ると 彼女は「不憫な子」に見えるかもしれません。
でも、いつも皆の愛に包まれ、肌の温もりを感じて、気の向くままに歌を歌い踊り、ぼんやり見える風景を楽しむ彼女は本当はすごく幸せな子なのではないでしょうか?「汚れ無き天使」・・・そんな言葉が彼女を見ていると浮かびます。
障害を持った人には、その人にしかできない何かがあると思うのです。
例えば、障害を持って自分が痛みをかかえている分、より、人に対して優しくなれたり、障害をバネにして何かの分野で人並みならない才能を発揮したり。
正確な言葉は忘れましたが、英語圏では、最近障害者に対して「ハンディキャップ」という言葉は止めて、「チャレンジド(チャレンジング?)」とか「天から特別な力を与えられた者」といった表現を使ったりするそうです。
障害を持った人にも 絶対「存在意義」「生きる意味」はあるはず。
そう思います。
難しいですけどね。私だって「自分の存在意義とは何ぞや」って常に悩んでますから。
>本人が、自分と周囲の人間との考え方に大きな違いがある、どこか自分は大きく人と違っているらしいということに気づいていなければ、それを人から指摘されても受け入れるのは難しいかもしれません。
彼女は十分に気づいているようです。そしてそれに対してすごく劣等感を持っているようです。
だから、納得いく、いかないに関わらず、「注意されたらそれに従わなきゃ、直さなきゃ」って思っているのかも。
でも多分そういうのってストレス溜まりますよね〜
私も 生活していく上で、「納得はいかないけど我慢して妥協しなきゃいけない」ってこと沢山あって、大人になるにつれてその妥協はどんどん増えてきたけど、その分すごくストレス溜まるようになったな〜って感じますもの。
>それと、何も特定の掲示板にこだわる必要はないと思うのです。何か彼女に趣味があるなら、その関連の掲示板でもいいと思います。また、掲示板でどうしても問題が起こるというのなら、「参加する」というのではなく「発信する」という形をとってもよいのではないかと思います。
そうなんですよね〜 私もそう思うんですよ。
彼女は教室の「ホームページ作成コース」も終了しているので、再三「自分のホームページ作ったら?」と勧めるのですが、「私には特に趣味もないし、人に見せて楽しんでもらえるようなものは何もないから」って言うのです。
無理強いもできないし・・・
だからその「趣味探し」から手伝ってあげるのがいいのかな?
>ブログや日記という形で彼女の側から不特定多数の人に向けて何かを伝える（大
すみません「ブログ」って何ですか?
お恥ずかしいですが教えてください。
(職業柄 そういうの知っておかなきゃ(^^;))
>私の周りには個性的な人間がたくさんいて、中にはやはり欠点が多く問題をよく起こす人もいます。でもそういう人でも、何とか他人とやっていけているのは、その人に少なからず何か長所や魅力があるからだと思うのです。赤の他人であるとあるPCインストラクターさんが彼女のために何かしてあげたいというのは、単に可哀相だと思ってのことなのでしょうか？それとも、彼女の中に何か他の人にはない魅力があって、何とかしてあげたいと思うのでしょうか？もし後者なら、そうした彼女の長所をもっと活かせるように引き出してあげてほしいと思います。
う〜む・・・
私の理由・・・ 彼女の他の人にない魅力・・・
何なんだろう〜〜〜
正直なところ、彼女との人間関係では 彼女から何かの知識をもらうといったことは皆無に等しく、いつも質問攻めにされて私からの情報発信ばかり。
ギブ アンド テークの図式が成り立たない関係。
でも考えられる理由は、「彼女が私や私の周りの協力者を必要としてくれること」
・・・かな。
今までその時のテンションによってはかなりきついメールを書いてしまってたにも関わらず、それでも何かあったら相談してきてくれる。
それが 子供のいない私の「母性愛」みたいなものを満たしてくれてるのかも!?
>私はとあるPCインストラクターさんと歳も大して変わりませんが、未婚です。私もやはり結婚なんて絶対したくないと思っていた時期もありました。現在でも、結婚する予定もありませんし、お見合いをする気もありません。かといって、独身主義というわけでもなく、本当に自分に合う人がいればしたいとは思っています。この歳で未婚というと、変に心配されたり、親には欠陥品のように言われたりしますが（ちなみに親にはまだASのことは話していません）、はたして結婚しないこと＝不幸なのでしょうか？結婚していても不幸そうにしている人はたくさんいますし、独身でも充実した人生を送っている人はいます。
〜中略〜
>社会側には世の中で「いい」とされている価値観について見直してもらえないだろうかと心の中で思っています。
「結婚しない人」を「マイノリティー」として非難する気はさらさらありません。
私自身も「世間体」とかに左右されるのが大嫌いな性格なんで。(^^;)
私の家によく遊びにくる妹分のような友達も皆30過ぎて独身。ゴロゴロいます。
ただ、私自身が純粋に「結婚してよかった」って思える結婚ができたので、「結婚っていいよ」って勧めたいだけです。
彼女は一人っ子だし、友達もいなくて孤独だし、親はいつかいなくなっちゃうし・・・
私は自分が流産して本当に辛かった時に一番近くで一緒に泣いてくれた主人に対して「ああ、この人がいて良かった。この人さえいればこれから先どんなに苦しいことがあっても乗り越えられる」って思ったのです。
私にとって世界で一番尊敬する人でもあります。
「見合いでもして誰でもいいからくっつけ」ってのには大反対ですが、「結婚する気はありません」って厚い壁を作って、本当に自分を支えて「生涯そばにいてくれる人」をつかむチャンスを逃してもらいたくないって思うのです。
またまた私も長い書込みになってしまいました。
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