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▼ジョンさん：
>ジョンです。後日の返信をお待ちしておりますが、１点だけ老婆心ながら申し上げます。とあるPCインストラクターさんのことですから心配はしていませんですが、彼女がそうかどうかは解らない以上、ご本人をアスペルガーとして他人に話してしまうことには疑問を感じます。
はい。私も、「彼女がASだ」と「断言して」伝えるつもりはありません。
メールでASについて紹介させていただいた相手の方は、ネット上のバーチャル世界でしか彼女を知らない方で、その方のメールからにじんでくる「温かさ」から、「不必要に彼女を傷つけるような人ではない」と判断し、「彼女ととてもよく似たことで悩んでいらっしゃる方のサイト」として「世の中にはこういう困難を持った人がいるらしいんです。」とお話させていただきました。
「ASの方に気を使わなければならない」とも思いますが、非ASの方だって、ASの方の言動に傷つけられたり、精神的にダメージを与えられ、中には鬱病が再発しそうになったりする方もいらっしゃるのが現実なのです。
彼女の書き込み受けた人々が「得体の知れない攻撃」みたいに感じて怯えてるのも安心させてあげたいんです。
私も、世間の人々も もっとASについて知るべきなんじゃないでしょうか?
「お互いが」ストレスを溜めずに、「対等に」上手におつきあいしていくために。
それと、現実世界でも私と一緒に彼女のお話相手をしているパソコンの生徒さんの中には、交通事故で娘さんを亡くされた為のPTSD(でしたっけ?)で苦しんでらっしゃる方もいて、その日の状態によっては、その方もものすごくしんどかったりするようです。
そんな時、「あの子の相手はしんどい。どうしてああなんだろうね」ともらしてらっしゃいます。
今まで彼女が失敗をした時に私や周りの協力者がしてきた説明も、その説明の仕方によって、偶然にそれが適切な方法で「解ってもらえた」ことも中にはあると思うのですが、おそらくは「解らなかったし、納得できなかったけど我慢させちゃった」みたいなの・・・あると思うんですよね。
だから、私も、周りの協力者たちも、「彼女への説明の方法」「彼女との上手なおつきあいをする方法」を理解する必要があると思うんです。
私の側にも「学習とトレーニング」積む必要あると思うんです。
そのためには、どうしても「彼女に似たタイプの人たちのサイトですよ」って周りの協力者達にも そっと伝える必要あると思うんですが、これってダメですか?
私も、そんなに強くないし、未熟な人間なので、1人では彼女を支えることはできないので・・・
>また、実は、私が学んだ「相手を傷つけない書き方をこころがける」は
>アスペルガーに限らない、ということです。
それは私も同感です。
私自身も、時々自分の予期せぬところで 知らず知らずのうちに人を傷つけてしまったりしますから、「あ、気をつけなきゃ」って思います。
ちょっと話が脱線しますが、「血液型による性格分類」みたいなの、信じない方もいらっしゃると思いますが、私は「全く根拠がない」とも思えないんです。
血液型によって、ある程度の「傾向性」はあるような気がするんです。
・・・というのは、以前海外に住んでいた時にできた様々な国の友達、色々行動を共にしているうちに「ん?この人ってB型っぽいな」って思って聞いてみたら「大当たり!」だったりします。
文化や環境が違っても、B型人間には明らかにB型っぽさってあるんです。
・・・で、私、B型なんですが、日本の社会の中ではA型がメジャーで、B型の人間は時に「偏屈」扱いされ、時に「マイペースで無神経な奴」と思われ・・・
「さりげなく人に優しくできるA型」に憧れつつも、どうしてもA型の人のような細やかで卒のない気の遣い方ができなかったりします。
インドに行くと９０％以上B型の社会らしいので、私のような人間はインドにでも行った方が生き易いんじゃないか?・・・なんて思うこともあります。
反対にA型の人はA型の人で(主人はA型です)、B型に対して「壁を作らずどんどん人に本音でぶつかっていけて、仲間を増やしていけるから羨ましい」って思ってたりするみたい。
B型的なヒネた見方をすると、A型に対して劣等感あったりするんですが、A型とB型の「どっちが優れててどっちが劣ってる」なんてないですよね?
・・・で、どうして「血液型占い」の話をしたかというと、「人間は自分がどこのグループに属するかを知ることで安心する」みたいな傾向があるって話がしたかったんですよ。
広いグランドに赤、青、黄色、緑・・・色んな色の帽子をかぶった人間がグチャグチャにいて、笛の合図で「赤はこっち」「青はあっち」って集合かけたとしますよね?
でも、「サーモンピンク」の集合場所とか「セルリアンブルー」の集合場所はなくて、その帽子かぶった人たちはどこに行っていいか困ってしまう。
だから、色分けの｢色」の名前をどんどん増やすか、もしくは、少数の色の人は妥協してそれに近い色のグループに入る。そんな感じ。
ん〜 表現方法抽象的ですか?
「○○症候群(シンドローム)」ってカテゴリーも時代と共にどんどん増えてますよね。
「はっきりした病名はつかないけど、どうやらこんな症状やこんな傾向がある」ってグループを「○○シンドローム」でどんどんくくって仕分けしてってるけど、それって「健康な人」「病人」とか「健常者」「障害者」とかいうくくりじゃないと思うんですよ。
特にそれが１か０か線の引けない「精神的な問題」だったりすると、お医者さんですら そのカテゴリに属するか属さないか、どこで線を引いて振り分けるか「判らない」ってのが本当のところなのじゃないでしょうか?
病院Aでは「異常なし」と診断され、でも病院Bでは「AS」と診断がくだされた・・・なんて現象が起こるのはそういうことなのでは?
線の引き方が変わったら、私もASのグループの仲間入りするかもしれません。
B型の「興味の沸いたことにはとことん追求する」けど「興味のないことにはクール」って性格・・・すごくASに似てるなって感じますもの。
そして、「新人類」とも言われている「今時の若い人」も、どんどんASの方たちに近づいてるような・・・
もしくは若い世代ではASの比率が増えているのかもしれません。
ASか非ASかの線引きも時代と共に変わり、将来はASの方がメジャーで、非ASの方がマイノリティーな世の中になるかもしれません。
私が自分の血液型B型なのを換えたくても換えられないのと同じじゃないでしょうか?「○○シンドローム」も一つの「個性」なだけじゃないでしょうか?
だから悲観すべきことではないのでは?
こういう私の考え方、深刻にASで悩んでる方からすると、「あなたは非ASだからそんな風に軽く言えるのよ」って思われてしまいますか?
けして茶化して言っているつもりではないんですが・・・
最近「性同一性障害」の話題がよく出てきますが、それに対する認知が世の中に広まっていくうちに、「同性間の結婚」について真剣に審議されたり、まだまだ困難ではありますが、いろんな意味でその障害を持った人の「市民権」みたいなものが広がっていっているように思えます。
それって その障害を持った人の「勇気あるカミングアウト」から成り立っていったのではないでしょうか?
ASを受け入れて生きている皆さんは、ASであることを人にカミングアウトしたりするのでしょうか?
「私は田中耕一さんと同じなのよ!」ってASの方が堂々とカミングアウトし易い世の中になっていったらいいですね。
(ところでジョンさんからの書き込みで田中耕一さんもASだと初めて知ったのですが、それって田中さんが診断受けて公表した話なのでしょうか?)
>詳しくは、次回の返信に書きます。
>人間関係の高度化については下記掲示板の188に少し書きました。
>http://cgisrv.abell.co.jp/nocharge/bbs/gb.cgi?room=john
後ほどゆっくり覗かせていただきますね。
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