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▼hiyoさん:
>そこで、お聞きしたいのは、
>現在アスペルガかその傾向のある方で、ご自分にとっての適職にすでについておられるかたは、どうしてその職につくことができたんですか?
>偶然ですか?適職審査などを受けられたのですか?
>
>私などは、アスペルガかも、といわれて初めて、ああ、そういえばあの仕事のほうが断然向いてたよな・・・って気づいたレベルなので・。
現在、土木の現場監督をしている熟年オヤジです。
高校卒業して約35年間働いています。
現場監督は、発注者や作業する人、材料等・地元の人達をうまく調整して工事を進めていく、今にして思えばアスぺの私にとって、物売りの次に向いていない仕事です。
でも、つい最近までアスぺという言葉すら知らずに、人とうまくやっていく方法、怒らせない頼み方などができるように努力してきました。
逆に、そんな仕事に就いたおかげで、一応人付き合いができるようになったのだと思います。
アスぺな私に向いている、こつこつと一人でやる仕事に就いていたとしても、学生の頃のように、「犯罪を犯す典型的なタイプ」の危ないオジサンになっていたと思います。
いまでも、結婚式の談笑タイム等のフリートークの場は、話が続かず孤立してしまいます。(会議の場では、普通に意見を言うことができますが・・・)
冗談を言ったつもりが相手が激怒する場面もたびたびあります。
でも、どうしたら、人が喜ぶのか、嫌がるのか、通常の知能があれば、アスぺでも体験することによりある程度の学習ができると思います。
発想を変えて、自分に合った仕事が見つかれば楽なのかもしれませんが、結婚等普通の生活をしたいのであれば、社会と関わらずに生活することは考えられません。
社会と適合する練習と思って、今のお仕事を続けられることも選択肢のひとつだと思います。
転職したからと言って、絶対に楽にはならないと思います。
アスぺではない、普通の人も職場では、生活の為やりたくない仕事も背伸びしてやっている人たちが大半だと思います。
うまく気分転換する方法を探して、今の職場で頑張ってみるとまた、別の見方ができるようになるのかもしれません。
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