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▼ぎんゆきさん:
ぎんゆきさん、はじめまして。
子ども(娘)がアスペルガーの診断をもらっている母親です。
摂食障害とてもお辛いですね。
うちの場合アスペルガーであるのは子どもだけでなく、主人もまたそうなので、2人を見ていると共通点に気付く事が良くあります。
この2人とも「食」に対しての基本的な興味?が薄いです。
興味が薄いという表現だと分かりにくいと思うのですがなんというか表現が上手く思いつかなくて。
私から見て「美味しいもので楽しみたい」というか「充足感を味わう」という意識があまりない。
主人に言わせれば、美味しいものを食べるためにわざわざ人気店の行列に並んで食べるほどの人の気持ちがわからない、またはカフェテリアでたくさんの種類から選ぶなどは面倒くさい、苦行である、だからAラーメンなど完全に決まったメニューのほうがいい、などなど。
娘のほうは、お腹が空いたという感覚に乏しく、どうしても食べたい!と貪欲に欲する感じになりにくかったり、ストレスが加わると食べる事に気が向かなくなったり。なので、いわゆる骨と皮のような体型ですね(汗)
この感覚は、私から見ると不思議だなぁと思ったりします。私は食が楽しみなほうなので。(お腹を満たすと言う単純な意味でなく、食べる雰囲気や見た目やにおいなどで総体的に楽しむと言う意味です)
もしかしたら、なのですが、人に対する意識や関心と同じように、食に対する意識や関心の持ち方も少し違ったりするのかな、とも思ったりします。
私には食は「充足」「楽しみ」ですが、2人にとっては食が「仕事」「カリキュラム」のように感じる時がありますね。
もちろんこういう部分は人によってかなり違うとは思うのですが、もしかして「食の欲求」<「精神的状況」になるのが一般的な人々よりずっと強く影響をおよぼすのかな、だとすると拒食にも過食にも両極端に変化が出やすいかもという感じもしました。(あくまでも個人的感想ですが)
>週3〜4日の清掃業の仕事をしていますが、複数でやる仕事なので、緊張しっぱなし、気を張りっぱなしで、仕事を一回するとぐったりしてしまい、まともに体が動けるようになるまで丸2日かかります。
>
>とにかく昔から、原因不明の体の不調に悩んでおり、周りの人が、なぜあんなに元気なのか、本当にわかりません。
これについてなのですが・・・
発達障害系の子どもたちでよく共通してると見聞きする事の中に、
・体幹の筋肉(姿勢をたもつ筋肉)が弱い
・体温調節機能が弱い(一時的・急激な温度変化に対応しづらい。汗をかきにくかったり、体温が上がりにくかったり、寒さを感じにくくて冷え過ぎたり)
がありました。
これは私の子の場合なのですが、通常の子どもたちに比べ特定の筋力が異常に弱かったりします。(握力は普通なみにあるのに、指の力のみ異様に弱いなど)
他にも中間位(腹筋運動などをした時に身体を起こす途中で止めて、静止する)がとれなかったりするんですよね。
はっきりと研究されてそれがわかってるわけではなくあくまでも臨床に携わる方々の経験談ではありますが、どうやら身体のほうにもいくつかの特徴が出たりするようです。(脳の機能が違うと、成長の過程や生活習慣とかも関係するはずですのでそういう方面で影響が出てるのか、それとも身体的に影響が直接あるのかは全くわかりませんが)
もしかしたらこういう細かい面でも積もり積もってぎんゆきさんの大きな疲れの一因になってるかも、と思いレスさせて頂きました。
このため子どもたちの場合は中間位をたもつ筋力を意識するための作業療法などが行われていたりしますよ。大人でも効果があるのかもしれません。
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