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>▼Cyperus-Aさん:
> ここは、何となく、特にまだ可動性がある20代〜40代くらいの世代について、“こういう生き方もあるんだよ!”という啓発や技術・技能指導活動があっても良いような気がします。
確かにそうですね。
海外では30代で心機一転、大学に入り直したり、キャリアアップを目指す人や労働者、あるいは市民市民が日々の文化生産活動全体の質向上のために大学に半分通いながら仕事や生活も続けてゆくといったような生涯学習が活発です。日本はというと、18で大学入って22で卒業したらもう大学とは接点がなくなる人がほとんどで、この点、日本教育が社会に対して果たす役割はとても限定的で形式的なものだと言えます。
人間は苦境や不安に陥った時ほど思考に柔軟性がなくなり、物事を捉える視野も狭くなり勝ちなもので、だからこそ常日頃学び吸収しようとする学習や自己啓発の活動はそういった人間にもなくてはならないファクターだし、常にそういった機会はすべての人に用意されていて然るべきものだと思います。「食は活力を生み、学びは明日への希望を生む」っていうCMのフレーズがありますが、これは本当のことで、しかし「学び=受験戦争に勝つこと」という固定観念が教育を市民に真に開放することなく、むしろ希望までもを奪っている様に思えてなりません。
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