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言葉というものは、観念的、感覚的、その場の空気にあったノリで使われる事があります。だから「言葉のあや」というものがあります。
アスペルガーは言葉をはっきりと定義した概念でしか捕らえない人がおられます。(アスペの全員ではありません。)
子ども時代のアスペは言葉の観念的なものや、その言葉に含まれる背景的なものを理解する能力が下手です。ですが、成長するにつれて頭で他人の言葉の意図を計算できる様になるタイプもわりと見られます。
さて、問題は言葉の「観念的、感覚的、あや」と「ある概念として唯物的に定義」するのを、話しの最中に自分自身の都合でごちゃまぜにして他人を攻撃するケースです。この特徴が謙虚に現れるのは、アスペで他人の言葉の意図を計算できるタイプの中に見られます。(もちろん計算できるアスペの全員ではありません。)
もちろんアスペルガーではない人でも会話中にそんな事をする事があります。
ある精神科医とあるアスペの患者の会話を聞いていたときの事。
患者「私には居場所がない。」
医者「あるじゃない。」
患者「どこに?」
医者「お家。」
この患者は「社会でも、家でも辛い。どこにいても針のむしろ。」という意図で「私には居場所がない。」と言いました。なのにこの医者は「患者の居場所=家にいればいい。」という居場所を物理的な概念による視点で患者に応えました。この精神科医は患者を攻撃しようとは思っていなかったのですが、患者はショックを受けていました。まいっちんぐー!!
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