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▼ニュースリムさん:
かなりのご心労、お察しいたします・・・
中学3年生とのこと、受験を控え これからの環境変化に対する不安と、受験ストレスと、思春期独特との反抗が重なって余計状況を悪化させているんでしょうね・・・
一緒に暮らしている家族のほうは、振り回されてたまったものじゃないですよね。
我が家も受験を控えた6年生女子がおりますので、やはり振り回されております・・・。
わが子は女子なので、なかなかこんな方法がというお話というのができないのですが。。。
うちの主人(当事者です)が自らの経験から語ってくれた言葉に、「どんなことも経験せねばわからない」というのがありました。
これは、私が子供のことでどんなに説明しても、何百回何千回説明しても伝わらないことに悩んでいた時、主人にアスペルガー当事者としてのアドバイスを求めた時に言われた言葉です。
「それじゃ、ものすごい苦しい思いや痛い思いをしちゃうじゃない。専門書にはよく二次障害を防ぐようにと書いてあるのにそんなことしたら」、と言いましたら、
「いや。痛い思いを自分で経験しないといけないんだよ。痛いことを説明されてもわからない。二次障害になったとしても、経験こそがすべて。それが大事。」とのことでした。
子供をずっと長年診ていただいている児童精神科の医師からも、同様のことをアドバイスされました。
「説得は通用しない。自らの経験こそが理解につながる。」と。
このあたりは・・・どうしても『想像力の障害』ゆえにどうしようもなく、本人が傷ついたとしても、越えなければいけない壁のようです。
我が家では、子供にお小遣いというのは一切ありません。幼児期からです。
欲しいものがあったら、自分で家庭内で働いて得たお金で買ってもらってます。(学用品は別ですが)
仕事は、その時、自分の体調や時間を考えて、自分でするかどうかも選ばせています。
ただし、仕事を任せるかどうかは親が主導権を握ります。そのあたりは、実際の「社会での仕事」と似ているかもしれませんね。
気持ちよく仕事をやってくれる、任せたいと思わせるような態度でいないと、仕事は与えない。仕事自体をもらえないことを知る。これもミソですね。
今更かもしれませんが、こういうやり方はもう通用しませんか・・・?
息子さん、お金へのこだわりは何かきっかけがあったのでしょうか・・・。
もしかして、学校でのこれまでの生活で友達から「ありがとう」と言われる経験があまりにもなかったとか・・・。
そのために、目に見える実態ある「物」だけしか、信じなくなったとかは。
荒療治かもしれませんが、一旦ぐだぐだになるのを覚悟して、本人の判断に全部任せて一切アドバイスせず見守り、ちゃんと「挫折」を経験させてから、そこからやり直すのもありかもしれません・・・。
親としては、本当に本当にものすごく難しいですが。
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