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うちの母は幼い頃の私が友達ができないのをすごく気にしていました。
小学校の通知表に、「次の学年ではおともだちができるといいネ」等と書いています。当時の私は友達ができずクラスから孤立して、さらにいじめにもあっていました。
ですが「当時は」傷ついたりはしていないのです。気にもしていなかったというか。強がりでも何でもなく、この状況は当たり前だと思っていました。
ですが小学校高学年の頃からか、その事を思い出して傷ついているのです。
高学年になっても状況は変わらず、自尊心ができたのか、この状況は当たり前ではない、私も皆のように友達が欲しい、いじめはやめてほしい、と。
母の話に戻りますが、母は自身の友人の娘を私の友達にしたかったようです。
家族ぐるみの付き合いもあった家族がいて、おかげで夏休みの思い出など、同じ年頃の子と遊ぶという経験ができました。
すごく楽しかったです。友達と遊ぶって、こんなに楽しいのか、と。
ただ、この子たちも私も思春期に入ると、向こうが私を避けるようになって、短い友情は終わりました。
ですがこの子たちとの思い出は、貴重なものです。
中学に入ってから、自分で友達を見つけることができるようになりました。
私と同じようにクラスから浮いた子たちでしたが。(この友人が発達障害かは、分かりませんが・・)
母は私以上に、傷ついていたと思います。
兄は友人が多く、年賀状もたくさん届いていたし。
思春期の私も、「これが普通の状態なんだ、早く兄のように年賀状ドッサリくるようになりたい!」と切に思ったものです。
もちろん現在はありのままの私を受け入れています。
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