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管理人です。
議論が白熱していますが、このスレッドはこれでいったん終わりにしてください。お願いいたします。
息子さんに関しては思春期に入ったことで今までやってきたことに疑問を感じはじめたこと、一方で自分の衝動が抑えられずに親に理屈で押し切ろうとすること、両方が入り交じっている状況かと思います。
ただ、他の方も書かれていますが発達障害の人の場合、思春期が激しい形で出ることがありますし、長期化することや定型発達のお子さんよりも遅い時期に出るもあります。また、世の中のルールを教えるにも定型発達のお子さんとはまた違った伝え方が必要なことも多いです。
私もこの時期から親がしていることに疑問を感じたり、自分の将来に極端な希望や絶望を覚えたものです。次第に自立の道を歩み始めたのだ、と考えた方がいいでしょう。
最近は教育学部の学生さんなどが教育的家庭教師をしていることがあります。特別支援教育に関心のある年の近い大学生など、本人が悩みを打ち明けやすい立場の人を探して勉強と同時に将来像をイメージする手伝いをしてもらうのもいいかと思います。近くの教育学部や医学部、心理学科のある大学などに問い合せてみてください。
息子さんはお金が欲しいと口では言っていますが、本当の理由は違うところにある印象を私はもちました。持っていることで羨望のまなざしを受ける、機械を持っている自分がかっこいいと感じる、物を持つことの安心感が欲しいのではないでしょうか。
欲しいとなったら我慢できなくなって色々言ってくるのでしょうが、家計簿を全部見せた上で「あなたにはこれ以上お金は渡せません」といったことも伝えるといった工夫が必要でしょう。私の親戚にも欲しい物を際限なく買い集めて大変な状況になった人は数名います。
欲しい物と必要な物は別であることを理解し、物を計画を立てて購入・管理していく事を身につけていくのは発達障害の人にとってはとても大切なポイントだと思います。
親ができることはここからは段々本人の責任に持っていくようにすることでしょう。最低限のルールは伝えた上で「ここから先は自分で考えて決めていくこと」「できなかったら自分の責任」と整理する手伝いをすることも必要です。
あとこのような状況の場合、家族の中で矛盾点がないかを今一度確認することも必要だと私は考えています。子どもは親の行動をよく見ています。特に思春期になればかなり厳しい目になるでしょう。
もちろん人間は矛盾を抱えて生きて行くものです。でも、親がその矛盾とどう付き合っているかで子どもの見る目は変わります。お子さんが無駄遣いをしている、と思ったら自分についても無駄遣いしていないか家計簿などをつけて確認してみるといいかもしれません。
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