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発達障碍の書籍
本屋さんに行くと、発達障碍の本が随分沢山置かれてありますね。
知ってもらえる機会が増えてきているのはうれしい反面、書籍の内容には気になるものが多いです。
・あらゆる本によくみかける
アスペルガーとADHDは、興味のあることには集中力を発揮します。
→私は、興味のあることにも集中力を発揮しません。私は、AS+ADHDではないというのか?なんで、断言した表現で書いてあるの?
・出版社名忘れた。どこかの発達障碍の入門書
遺伝する確率は両親ともに発達障碍を持っていても50パーセントと言われている。
→コレ、数年前の本だけど、見積もり甘すぎだろ
・某社N社
ADHDはやがて遺伝子診断が行われて、適切な薬で根絶できる日が近いと考えられている
→近いと言ってる割には、どこの医学論文にも見当たらない
・某社K社
発達障碍者自立支援センターなど行政の支援体制が整いつつある
→当事者で発達障碍自立支援センターの対応の不満はよく聞く。専門医はほとんどいなく、成人ADHD患者は治療薬もなく、未成年ADHD患者は治療薬の保険適用もない。障碍枠就職もさほど進んでいない。何を持って整いつつあると言っているのか?
実態を捉えにくい障碍であるがゆえに、文章で表わし難いところがあるのもわかりますが。
もうちょっと、当事者の気持ちを代弁した本や、実態をわかりやすくリポートしてくれる書籍が増えてくれればいいなと思います。
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