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乃絵さんこんにちは。下記の文章に合点がいきます。
>多分、ASの興味の持ち方というのは定型のそれよりも振幅が激しいのだろうと思います。
私は中学時代、主要なテストでクラスのトップになる事に熱中していた時期がありましたが、高校生時代の半ばに差し掛かって突然興味を失い、以後赤点スレスレの脱落生になってました。多分これも乃絵さんのいう振幅が一番極端な表れ方をしてしまったひとつの事例だと思います。
>ある対象に興味を持っている間は寝ても覚めてもそのことばかり考えて他のことが全く手に付かない状態が続きますが、興味が薄れている時は「何でわたしあんなに夢中だったんだろ?」と思ってしまうほど醒めてしまっているというパターンがASの場合は多いのではないでしょうか。
ほんとにそうですね。よく分かります。私も乃絵さんと似た様な感じです。
>わたしも一時期小説を書くのに2、3年ぐらい夢中になって会社の休み時間や通勤時間でも携帯を使ってチマチマと(しかも複数の話を同時進行で)書いていた時期があったのですが、今は全くそんな気力がありません(それどころか日本語の小説自体全く読まなくなってしまいました)。
あ、それ私にもあります、といより今はまってます。ただ私の場合何か自分の中に表現したいイデー(着想)があるわけではなく、むしろ言葉そのものに興味を覚えてしまったのです。私の机の下にはこれまでの5年間に渡って書きに書きまくったルーズリーフの束が5K近くありますが、なにぶん何かイデーをもとに書いたものではないので、内容的に散漫なもので、読み返してもほとんど情報的な価値がなく、いずれ私に飽きられて私に捨てられる運命にある紙達なのだと思います。まあ書き物の趣味ってほとんどお金がかからない上に時間的にも金銭的にも優しく、それでいて語学力が随分アップするので今は気に入ってます。
>ただ、一時期全く興味を失っていたものがある日突然やる気を取り戻すことはあります。そしてまた寝ても覚めてもそのことばかり考えてしまうのです。
私もある日突然やる気を取り戻すといった意味で、一定の反復期間があります。ただ、自分の興味の対象をコントロールする事が難しいしいので、お酒とかギャンブルに関心を持って仕舞った場合はASにとって地獄でしょう。ですからそんなものに興味を抱かないためにも、反復を繰り替えしていたほうが、別のものに鞍替えして困って仕舞うリスクを考え合わせれば、いいのかもしれません。
>定型の人だとバランス良く、コツコツと少しずつ続けることができるのでしょうがわたしにはどうも難しく、やる気がある間に全力投球するほうがうまくいくみたいです。
>わたしは20年ぐらい英語を独学しているのですが、その間何年も勉強を休んでいた時期が何度かありましたので、正味の学習期間はその半分ぐらいかもしれません。全くやる気のない時期は英語ニュースをBGM的に聞き流して音の感覚を維持するだけにとどめています。
兎と亀でいうならばきっとASは兎でしょうね、普通の人がやれば何年もかけてゆっくり行う処を物凄い集中力でもってあっという間にかけ抜け、そしてある日突然クルリと向きを変えて別のことをやり出す、思いつく。せっかくいい線いっていたのに、なぜ突然やめちゃうの?っていつも突っ込みを入れたくなりますが。
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