|
Oliviaさんこんばんは。返すコメントの内容を考えていたので返事が遅くなりましたが、現時点で返せる箇所だけお返しします。返せなかった後の内容は私には難しくってどう返せばいいのか分かりません。
さて、「しんどい」という言葉が指す意味内容にはもともと定量的な評価というものが出来ないため、状況に応じて指す意味内容が異なってくる変位値を常にとる様なのです。たとえば・・・
しんどいの使用事例その1. 学生であるAさんが母親に「今日は学校でしょ?もう起きなさい」といわれてAさんが「体温計で計ったけど熱が38℃もある。だから今日は学校にはいけない」と主張したとします。するとこのAさんの主張が「しんどい」にあたるのです。つまり、この場合の「しんどい」の意味は、熱が38℃ある事を指すばかりでなく、それによって学校に「いけいない」もしくは「いきたくない」という「否定」の意味も同時に含んでいるのです。
しんどいの使用事例その2. さて、学校をお休みしたAさん。今度はお昼時になって母親が「ご飯よ〜さあ一緒に食べよ」といったとします。するとAさんは「しんどい」と答えました。つまり、この場合の「しんどい」の意味は熱で食欲がなくて御飯がたべられない、もしくはたべたくないという「否定」の意味なのです。
上記の「しんどい」という言葉の他にも「辛い」という似た様な言葉がありますが、この「辛い」は事例1.と2.の様な否定的な意味合いはありません。たとえば、発達障害であることは私にとって「しんどい」というと、障害による社会生活の困難や二次障害による精神的圧迫によって私が社会生活を送ることができない、もしくは社会生活をしたくないといった意味合いが強くなりますが、今度は逆に、発達障害であることは私にとって「辛い」と言うと、障害による社会生活の困難や二次障害による精神的圧迫はありながらも、それでもまだ私の社会生活はどうにか成り立っていて、社会生活が完全に破綻する状況までは私は追い込まれてはいない、といった意味になります。
私にとって私が発達障害であることは「辛い」ですが、二次障害である鬱病が酷かった時はさすがに「しんどかった」です。
|
|