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とろさん、記事のご紹介ありがとうございます。
エスカレータの上でメールかWebをチェックしようとして携帯電話を
操作すること、男性に限らずよくありますよね。
今回は冤罪が晴れたことは、本当によかったです。
ネット上の他の場所では、警察の捜査ミスの問題で、発達障がい者へ
の理解の問題ではないと見る意見もあるようですが、個人的には、
警察や司法にもっと発達障がい者の特性への理解があれば、
一審の段階で冤罪が晴れていたように思います。
アスペルガー症候群は、言葉や知能に遅れはないけど、
コミュニケーションの障がいが根底にありますよね。
普通の人でも、警察の取り調べという異常な状態でプレッシャーを
かけられると虚偽の自白をしてしまうこともありますが、
アスペルガー当事者の中には極度に圧迫的雰囲気に弱い人もいるし
(他の子が叱られてるのに大声を聞いただけでパニックするなど)、
緊張するとうまく言葉が出てこない人もいます。
この記事の方は、調書にサインする際に一応抗弁なさったようですが、
その場で抗弁できず一方的にクビを切られ、後で弁護士に相談しても、
なまじ高学歴なため「なぜその場で抗弁しなかったの?自己責任」
と言われてしまった、という人の話を聞いたことがあります。
アスペルガー症候群や発達障がいの特性を、もっと警察や司法の
現場にいる人々が、広く知ってほしいと切実に思います。
追伸:一部訂正の上再投稿しました。
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