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>体につく湿気のべたべたする感じが気持ち悪く、
梅雨時の偏頭痛や体のダルさに関しては、私自身めえめえさんの様な悩みはもっていませんが、湿気を含んだ暑さが高じて汗っぽく、汗がべたべた滲んでくる不快感はあります。(汗のべたつきは湿気のベタベタした感じを助長します)それはちょうど、霧吹きで煽られたというよりも、塩分や他の有機物をふんだんに含んだ海辺の湿った風をうけたあの感じです。汗自体にも、もともとそれと似た、体内の塩分やアンモニア、皮脂等の有機物をそれに劣らず含んでいますので、やはり海辺の風を受けた様にべたつくのです。
処でめえめえさんは汗をかく時、その汗は草木を這う朝露の様に流れますか?風呂あがりに水が体にぽつぽつと水玉を打っている様な感じです。それとも反対に、汗はそんなにさらさらしていなくて、むしろべっとりしてあたかも油ぎった様に体の一面にはりつきますか?とくに後者の場合、日頃汗をかかない人に多く、むしろ前者の様な人は日頃から汗をかくスポーツ選手に多いのです。そして日頃汗をかかない人は、汗がべたべた不快なものだから、ますます汗をかかない様に、なるべく体を動かさないように心掛けます、当然ますます汗はべとべとした性質になるという悪循環に陥り、ますます「暑さぎらい」「運動ぎらい」になります。
実は汗腺が日頃から活発に活動している人の汗は、汗に含まれる皮脂や塩分等の他の有機物の含有率が少ないのです。(含有率が少ない分、汗の乾燥にかかる時間も早く、それだけ汗が体の熱を逃がす効率も高いです、特に皮脂はベトベトとする上に保湿効果までもっていますから、汗の熱を奪うという効果をそれだけ相殺してしまいます)それはそうですよね、沢山汗をかくという事は、それだけ体内の有機物が沢山体内から逃げてしまうという事なのですから、肉体はそれら喪失を防ごうと調整をはかるのです。
梅雨時や夏場の寝苦しさ=寝不足による朝の起きづらさ等々の原因は、ひとつにこの汗のベタベタした性質が原因です。祖父の時代の人は夏場汗をぐっしょりかいても平気ですやすやと寝れたし、労働の汗なんか全然気にならなかった、といっていました。それは多くの現代人とは違って、つねひごろ汗をかく様な生活をしていたためであり、扇風機やクーラーなどなかったからです。
実際、私も「汗の質」をかえるために運動をして沢山汗をかくように心がけています、御蔭で梅雨時や夏場の体のベトベトした不快感はかなり減じましたし、運動する事によって他の体調も随分優れる様になりました。サウナや他の方法もありますが、運動が一番だと思います。
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